熊本ラーメンブロガー岩下雄一郎さん直撃インタビュー(後編) 「ふだんは週1,2杯。健康にはかなり気を使っています」

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後編はさらに核心に

熊本を中心に全国のラーメンを紹介している「岩下雄一郎のラーメンブログ」。前編では、運営する岩下さんにラーメンブログを運営することになったきっかけなどを聞きました。後編は、「ラーメンの定義」の核心に!?

岩下雄一郎

熊本ラーメンブロガー岩下雄一郎さん直撃インタビュー(前編) 「熊本の美味しい水はアドバンテージ」

どんぶりが2つ出てくる新潟ラーメンの衝撃

Q あえて聞く、これまでで一番印象に残っているラーメンはありますか?

美味い不味いとかではなくて、インパクトがあるラーメンはあります。新潟の味噌ラーメンは濃厚すぎるスープを薄めるための割りスープが一緒に出てきます。普通のラーメンと一緒にもう一つ丼が出てくるのです。味うんぬんじゃなくて衝撃でした。

塩辛いことで有名な「富山ブラック」もすごいインパクトがあるラーメンでした。ご飯のおかずとして生まれたラーメンなのですよ。美味いラーメンとは一線を画していて、一口食べて「わー、美味い!」って感じではないのです。遠征から帰って写真を整理していると、無性にまた食べたくなって…変な中毒性があるのです。

ふだんの生活では週1、2杯ペース。意外がられることも

Q ふだんはどんな生活スタイルですか?

今は週末休みの日とか、週1、2回食べに行くくらいです。僕よりたくさん食べている人は山ほどいると思います。ブログをやってるので、常にラーメンばかり食べているイメージがあるのですが。「毎日昼ごはんにラーメン食べていると思っていたのに、全然食べないね」と仕事先で言われたこともあります。飲み会とかあると「今日のシメどこに行くの」という流れになりますね。

Q 食べ方の流儀やルーチーンなどありますか?

特にこだわっているわけではないですが、スープから飲みます。好きに食べれば良いと思います。食べる人が美味しく食べられれば良いです。

本当はスープも全部飲みたいのですが、塩分を考えて最低限しか飲まないんです。健康でないと美味しく食べられないので。店の方に申し訳ない気持ちは持ちつつ、次の一杯のためにそこは自制します。遠征中とかは杯数も多いので、マジで病気になるかなって(笑)。

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取材は普通の客としてさりげなく入店。時には話しかけられることも

Q 取材のやり方は?店主と仲良くなったりしますか?

お店の人にあいさつはしないです。普通の客として入ります。僕が写真を撮っていると話しかけられることはありますが。たくさん写真を写すので、周りから見たら変な客だとは思います。

「好きなのか?」と店主さんに話しかけられることはあります。写真もスマホで素早く写します。「写真撮影禁止」みたいな店には行かないことが多いですね。

「ブログ見てます」と言われるのが一番うれしい

Q ブログをやっていて良かったと思うことは、逆に困ったことは?

仕事関係の勉強会とかで「いつも見ています」と言ってもらえたりすると、一番うれしいですね。覚えてもらえるのは大きい。

悪かったことは特にないですね。強いて言うなら作業が大変ということぐらいですかね(笑)

Q テレビなどに出演したことはありますか?

今年、週間山崎君(RKK)に出させてもらいました。ラーメンの企画をする時に、普通のリポートと違ったことがしたいという話になったらしいのです。キムカズさんがブログを見ていて、制作の方に紹介してくれたそうです。

番組は、キムカズさんとラーメンの座談会をするような感じでした。後日、その話をもとにレポーターが食べに行くみたいな。まさかテレビに出られるとは思っていませんでした。

美味しく食べるために、健康管理はかなり注意

Q ラーメンは美味しいですが、健康にはよくないイメージも。折り合いはどうしていますか?

健康めっちゃ気にしてますよ! 好きだから食べたいわけですよ。でも体を壊したら美味しく食べられないと思うので。普段は塩分に注意して、醤油をかけすぎないようにとか。遠征中はフルーツ食べたり青汁飲んだりします。

来年の目標は47都道府県の制覇。残すところあと6県

Q 今後の「ラー活」の目標はありますか?

一番の夢としては「ラーメン食って飯を食う」。シンプルにラーメンとご飯を食べるという意味でもいいのですが、ラーメンを食べることで生活できるのが嬉しいです。冗談半分で言っている面もあるのですが。

行ってみたい場所はいくつかあって、麺処はある程度回ってきたのですが、何ヶ所か行けてないところがあって…茨城の水戸ラーメンとか飛騨高山とか、静岡の「朝ラー」とか、名古屋の台湾ラーメンとか。西日本では、高知の鍋焼きラーメンとか。

あと沖縄そば。来年もし行けたら沖縄行きたいですね。目標は47都道府県とりあえず行ったと言いたい。残りは沖縄、長崎、三重、静岡、山梨、岐阜の6県です。

評論家チックなことはしたくないですよね。何様なんだよって思っちゃうのですよ。好みもあるのに偉そうに美味いの不味いのだなんて、どうなのかなって。僕はただ好きで食べるだけなので。お金があっても、お店がなければ食べられないわけじゃないですか。お店を尊重していかないと。それを評論してお金を取るなんてどうなのって思いますけどね。

Q ラーメン以外で、こだわっていることはありますか?

あんまり趣味とかないのですけど、観光地とかじゃない知らない町とか歩くのが好きですね。絶景と呼ばれる場所じゃなくても、何気ない風景にひかれたりします。何でもない所に面白みを見つけたりすることにはまっていますね。

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ラーメンの定義は「中華麺」を使っていること

Q ラーメンの定義はありますか?

いろいろ論議があるのですが…以前、グループでアンケートを取った人がいました。「ちゃんぽんはラーメンなのか?」と。結構白熱したのですが、関東とかの方は、ラーメンもちゃんぽんも一緒にしているのですよ。僕ら九州の人は別にしている傾向がありました。ラーメンチェーンのランキングが何年前かにあって、1位は「リンガーハット」なんですよ。我々は「ラーメンじゃないよね」って思うのですけど。

僕がどこまでラーメンにするかっていうと、スープではなくて中華麺を使っているかいないかなんですね。見た目だけでいうと、ちゃんぽんはすごく似ているじゃないですか。つけ麺とかまぜそばとかは、形だけ見るとラーメンとかけ離れていますよね。でもあれは中華麺を使っているので、ラーメンとは言わなくても「亜種」というか、仲間なのですね。

ちゃんぽんは、見た目は似ているけど、全く別なのですよ。だから、ラーメンブログに関しては、ちゃんぽんは載せないし。中華麺は小麦粉に「かんすい」を入れて練ったもの。ただ、まれにラーメンと呼ばれていても「かんすい」が入っていない麺のラーメン屋があるのですよ。それは分類的には「うどん」。でも昔からラーメンと呼ばれていて、地元の人もそう思って食べているものに関しては、例外的にラーメンとして扱って書いています。

秋田の十文字ラーメンって、すごくあっさりした細麺で縮れているラーメンがあるのですが、かんすいを使っていないらしくて「うどん」なんです。そこは昔から十文字ラーメンという文化があって、みんなラーメンと思って食べているからラーメンなのです。だいぶラーメンに寄せてはあるのだけど、やはり、かんすいのプリッと感はないです。

焼きそばも中華麺だから「亜種」ではあるのですが。中華麺を使っていれば「つけ麺」とか「まぜそば」とか、似ているじゃないですか。扱い的には、同じ階層にいると思うのですよ。ただ「やきそば」という、一ジャンルが出来上がっているじゃないですか。焼きそばをラーメンに入れてしまうと、もう何がなんだか分からなくなってしまうので、僕は入れていないですね。

インタビューを終えて

正直なところ、一般的なラーメンブロガーには、こだわりが強く「自分と違う意見は認めない」と言い出しそうな、少々とっつきにくいイメージもありました。ところが、実際に岩下さんに会ってみると、とても謙虚な方で、なおかつユーモアたっぷりの語り口でした。さらに、自分のラーメン哲学をしっかり持っている方でした。

ラーメンの定義については、今回初めて意識しました。確かにとんこつ野菜ラーメンとちゃんぽんって非常に近いですよね。岩下さんに影響され、旅先でもラーメンを食べ歩きたくなってきました。

何よりもラーメン店とラーメンを愛する人たちへの深い愛を感じました。今後も健康を大事にしながら、1杯でも多くのラーメンを紹介し続けていただきたいと思います。そして来年は、47都道府県を制覇されることを期待したいです。

熊本ラーメンブロガー岩下雄一郎さん直撃インタビュー(前編) 「熊本の美味しい水はアドバンテージ」

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