昭和の香りが残る「蓮台寺つり堀センター」で魚釣りにチャレンジ

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熊本駅の近くにある穴場的スポット

熊本駅の近くに、懐かしい昭和の香り漂う釣り堀があると聞き、訪ねてみました。場所は小学校や民家が立ち並ぶ閑静な一帯。はじめはこんな場所に本当に釣り堀があるのかと思いましたが…

左手に見えるのが駐車場。「蓮台寺つり堀センター」が見えてきました
蓮台寺つり堀センター前の道路

昔ながらのペンキ塗りの看板が、「昭和」の香りをしっかりと漂わせています。小さな鯉のぼりや、赤と青のビニールの屋根も雰囲気を盛り上げてくれます。「子どもの頃はこういう看板があちこちにあったなあ」と、懐かしく感じます。

蓮台寺釣り堀センター全景

オープンから39年目の老舗つりぼり

新幹線の高架沿いの住宅地の間にひっそりと佇む釣り堀の入り口。案内板に書いてあるのは「ストレス解消、親子の対話、デートに」。なかなか渋い言葉がいいですね。今年でオープン39年目です。

釣り堀の入り口

釣れば釣るほど割り引きされる料金体系

料金は竿代込みで1時間800円。釣り上げた魚は、最後に1キロ10円でお店が買い取るシステムですが、遊戯時間が長くなるほど、割高に買ってもらえます。

料金表

例えば、2時間で6キロ釣れた場合、料金表を参照すると2時間では4キロまで50円で買ってもらえるので、4キロ×50円で200円。それを超えた1キロは基本料金の10円で、2キロ×10円で20円。合わせて220円分が支払いの際に買い取り料金として割り引きされます。

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なんと8時間も粘るお客さんも!

釣り堀を経営しているのは緒方健志さん(69)。魚釣りが大好きで、31歳の時に建設関係の仕事を辞めて釣り堀をオープンしました。

当時は釣り堀ブームで、熊本市内に20カ所くらいあったそうです。熊本地震の影響で、熊本市のレジャー施設「秋津遊楽園」が閉鎖したこともあり、ほとんどなくなってしまいました。

魚釣りの話題になると、緒方さんの話が止まりません。本当に大好きのようで、釣果の写真をたくさん見せてくれました。定休日などには、自ら天草方面に船釣りに出かけることもあるとか。

緒方さんの話では、はるばる福岡県からこの釣り堀を目当てにやってくるお客さんもいるそうです。中には8時間入り浸りになる人もいると聞きびっくりです。

受け付けの外にはたくさんの釣り竿が並んでいます。

釣り竿

釣り堀の全体の様子です。午前中に訪問したときはお客さんは2組だったのですが、だんだん増えてきて昼過ぎには15人くらいになりました。

釣り堀全景

針先に付ける練り餌はこんな感じです。

餌付け

釣り竿を投入。

釣り糸

針を投げ入れてすぐに、早速釣れました。泳いでいるのは鯉が中心で、なかには金魚や色鯉もいるそうです。

釣果

この調子でどんどん釣れるのかと思ったのですが… 1時間半ほど粘ったものの、釣れたのはこれっきりでした。

最後に釣り上げた魚の重さを計ります。他のお客さんの釣り上げた魚の様子です。

いくら釣り堀とはいえ、やっぱり腕前は必要だった

釣り堀への勝手なイメージで、釣り糸を垂らせばジャンジャン魚が釣れるものだと思っていました。確かに時々ウキが動いているのですが、なかなか魚はかかりません。最初の1匹はビギナーズラックだったのか。

しかし、後からやって来た常連さんは、軽々と釣り上げています。アタリがきたら上手く合わせないといけないようです。改めてチャレンジしたいと思います!

営業時間など

住所   熊本県熊本市西区蓮台寺4丁目3の50

営業時間 午前9時から午後8時まで

定休日  木曜日

電話   096(324)9653

詳しくは「くまきゅー」でも

今回の取材は、熊本の観光情報メディア「くまきゅー」さんに同行させていただきました。くまきゅーさんでも詳しく紹介されました!

さすがのくまきゅーさん、やわらかいタッチで、楽しく取材の様子を伝えています。

【デートに最適】つり堀で大好きな人との距離が近づき恋が叶う?!熊本の街中に発見!@西区蓮台寺(くまきゅー)

熊本市西区のJR熊本駅から南に約1.5キロの閑静な住宅街につり堀を発見した!「こんな街中につり堀?」「古そうだけどお客さんは来るのかな?」と気になったので、突撃してみた!

 


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