【2023年6月第1週から第4週】熊本空港新ターミナルビルの「商業ゾーン」オープン前倒しへ 山都町の通潤橋が熊本県内2件目の国宝へ

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 2023年6月第1週から第4週の熊本では、熊本空港新ターミナルビルの「商業ゾーン」のオープンが前倒しになることや山都町の通潤橋が熊本県内2件目の国宝に指定されることなどが話題になりました。

熊本市役所本庁舎の「建て替え」前提に議論、大西市長が表明

 完成から41年半が経過した熊本市役所本庁舎について、大西一史市長は9日の市議会運営委員会で「建て替え」を前提に市議会と議論を進めると正式に表明しました。現庁舎が現行の建築基準法が求める耐震性能を有していないとして、建て替えが妥当と結論づけた有識者会議の答申を踏まえた。

市役所

 大西市長は議運後の記者会見で「市民の生命財産を守り、市民サービスを向上させるために総合的に勘案して判断した」と説明。答申に盛り込まれた「現庁舎は耐震改修の実現性が低い」「機械設備が地下にあり、防災拠点の機能を果たせない」といった内容を考慮したという。答申は、現地建て替えか移転建て替えかには言及していない。大西市長もそこには踏み込まず、「市民や議会での議論を受け止め、良い案が示せるようにしたい」と述べるにとどめた。(2023年6月10日付 熊本日日新聞)

熊本空港新ターミナルビルの「商業ゾーン」オープン前倒しへ

 熊本空港を運営する熊本国際空港(益城町)が、新旅客ターミナルビルの隣接地に設ける「商業ゾーン」について、2024年秋としていたオープン時期の前倒しを検討していると熊本日日新聞が報じました。新旅客ビルの「滞在型ゲートラウンジ」が搭乗客しか利用できず、見送り客らから店舗の拡充を求める声が上がっているのに対応したそうです。

空港

 ゲートラウンジには県内の飲食店など26店が入居。搭乗直前まで食事や買い物を楽しめることを売りにしている。一方、今のところ新旅客ビルで、だれでも利用できる店舗はコンビニを含め4店にとどまる。 このため、「飛行機に乗る人しか楽しめない」「見送りに来た家族や友人と一緒に食事や買い物をしたいのにできない」との不満の声が、熊日のSNSこちら編集局(S編)に複数届いた。同社にも同様の意見が寄せられているという。(2023年6月19日付 熊本日日新聞)

荒尾市の男性遺体発見を警察が事件と断定 別事件で知人の男逮捕

 荒尾市原万田のアパートで20日に遺体で見つかった住人の職業不詳の男性(74)について、警察は21日、遺体に他人に襲われたような複数の傷があルコとから、事件と断定しました。殺人の疑いも視野に入れています。

警察

 署は21日、銃刀法違反の疑いで、男性の知人で住所不定、無職の男(71)を現行犯逮捕した。2人が同居していたという住民の話もあり、署は男性の死亡について事情を知っている可能性がある1人とみて捜していた。逮捕容疑は同日午後0時50分ごろ、長洲町のコンビニ駐車場で正当な理由なく文化包丁(刃体約15センチ)を携帯した疑い。(2023年6月22日付 熊本日日新聞)

山都町の通潤橋が熊本県内2件目の国宝へ

 国の文化審議会が23日、熊本県山都町の石造水路橋「通潤橋」を国宝に指定するよう答申しました。秋ごろに正式に指定されます。県内の国宝(建造物)指定は、2008年の青井阿蘇神社(人吉市)以来で、2件目です。

橋

 通潤橋は江戸時代末期の1854(嘉永7)年、水源に乏しい白糸台地に農業用水を送るために建設された。橋長約78メートル、幅約6・6メートル、高さ約21メートルで、近世の石造アーチ橋としては国内最大級とされる。1960年に国重要文化財に指定。2016年の熊本地震では通水管の目地のしっくいが破損して漏水し、橋上部の石材がずれるなど被災した。18年には大雨の影響で石垣の一部が、建設以来初めて崩落。20年に復旧完了し、地域観光の目玉となっている放水を再開した。(2023年6月24日付 熊本日日新聞)


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