年々減り続ける年賀状 このままでは、いずれ出す人がいなくなる?

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みなさんは年賀状を何枚くらい出していますか? スマホの普及で、最近の若い人たちはLINEで済ませているのかもしれませんね。

元日の年賀状配達の出発式の様子は元日の恒例ニュースですが、ちょっと気になることがありました。

ポスト

 日本郵便によると、元日に県内で配達された年賀状は前年比10・6%減の約1420万7千通。全国は約10億2980万通で同11・0%減だった。(2022年1月1日 熊本日日新聞)

熊日の報道によると、今年の熊本県内で元日に配達された年賀状は、昨年より1割も減っているというのです。コロナの影響でしょうか?

気になったので、過去20年間の熊本県内の元日の配達枚数の推移を調べてみたところ、毎年減り続けていることが分かりました。年賀状グラフ

2000年代に入ってからほぼ右肩下がりで、特にここ数年は減り方が加速しています。このままのペースで減り続けると、今後10年もしないうちに年賀状を出す人がいなくなりそうな勢いです。

全国の年賀状の発行枚数をまとめてある記事があったので引用すると、戦後右肩上りに増えていた枚数は2003年の約45億枚をピークに年々減少を続け、現在は半分以下の18億枚まで落ち込んでいるそうです。

「当初発行枚数は18億2536万枚…年賀葉書の発行枚数」(ガベージニュースより)

2017年からは配達枚数の減少もあって1月2日の年賀状の配達が取り止められています。

かつては1年に1度は年賀状で近況を報告して、遠方の友人らと旧交を温める役割もあったのでしょうが、これだけSNSが普及すると、「改めて年賀状を出さなくても良い」と考える人が増えているのかもしれません。

 


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