2022年1月第２週の熊本県では、熊本市の慈恵病院で、病院だけに身元を明かす「内密出産」を使って１０代の女性が先月、女性が赤ちゃんを出産していたことが分かりました。熊本市動植物園は４日、絶滅危惧種のレッサーパンダのペア２頭が３月に来園すると発表しました。

熊本市の慈恵病院で１０代の女性が「内密出産」

　自宅などでの孤立出産を防ぐため、病院だけに身元を明かす独自の「内密出産制度」を導入している熊本市の慈恵病院が「内密出産」を希望する１０代の女性を保護し、先月、女性が赤ちゃんを出産していたことが分かりました。

　病院によりますと、去年の１１月中旬、西日本に住む１０代の女性から、名前や住所などを明かさずに出産したいという相談があり、その後、女性は病院に保護され、赤ちゃんを無事出産したということです。女性は、今も身元を明らかにすることを拒んでいますが、病院によりますと、子どもが親の情報を知ることを希望した時などのために、病院の看護師１人に名前や住所などの個人情報を開示したほか、健康保険証と卒業した高校の学生証のコピーを提供したということです。(2022年1月4日　NHK)

レッサーパンダ、熊本市動植物園に3月来園

　熊本市動植物園は４日、絶滅危惧種のレッサーパンダのペア２頭が３月に来園すると発表しました。

　同園にレッサーパンダがやってくるのは１９７０年以来だそうです。

　長崎県の西海国立公園九十九島動植物園のかぼす（雄、３歳）と、東京都の多摩動物公園のシンファ（雌、２歳）。シンファが３月１１日、かぼすが同１３日に来園する予定。市動植物園はレッサーパンダの導入に向け獣舎を改修するなど準備を進めてきた。公開日は未定。(2021年1月5日付　熊本日日新聞)

熊本市の小学生 虫歯「り患率」４４％　政令市で２番目

　昨年度熊本市内の小学生の４４％の１万８０００人に虫歯が見つかり、全国２０の政令指定都市の中で虫歯の「り患率」が２番目に高かったことが分かりました。

　全国２０の政令指定都市の平均３１.４％より１３.２ポイント上回り、政令市の中で最も高い北九州市の５０.８％に次ぐ割合となっています。

　北九州の全国平均と比べた高さも目立ちますが、熊本市の小学生が虫歯が多い理由は何故でしょうか。

　また、熊本市は幼児の虫歯の「り患率」も高く、昨年度は１歳６か月の幼児が２.１％と全国で２番目、３歳児についても１７.０％と全国で最も高かったということです。市によりますと、り患率が高い原因としては、親の仕上げ磨きが十分でなかったり、児童のおやつの回数が多かったりすることが考えられるということです。(2022年1月7日　NHK)

金メダルプロ野球村上選手の「金ポスト」

　東京五輪の野球日本代表として金メダル獲得に貢献したプロ野球ヤクルトの村上宗隆選手をたたえる「ゴールドポスト」が７日、母校の九州学院高の近くに県内で初めて設置されました。

　東京五輪・パラリンピックの金メダリストをたたえ、ゆかりのある地域を盛り上げようと内閣官房が日本郵便と協力して進めるプロジェクト。選手の意向を参考に出身校や練習場所などの近くにある既存のポストを改修する形で、全国で設置が進んでいる。(2022年1月8日付)

熊本市でクラスター　熊本、新たに59人感染確認

　熊本県と熊本市は８日、５９人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表しました。

　また熊本市中心部の飲食店でクラスターが発生し、８日までに１３人の陽性を確認しています。

　熊本市によると、クラスターは中央区下通の「奇跡の手羽先サラリーマン横丁　熊本下通り店」で発生。１３人は１０～２０代の客１２人と２０代の従業員１人で、いずれも軽症または無症状。客１２人は複数のグループで、２日に店を利用した。従業員は２、３、７日に出勤。７日にせきやのどの痛み、倦怠［けんたい］感の症状があった。(2022年1月9日付　熊本日日新聞)

　これまで、ずっと感染確認がゼロの日が続いていましたが、広まり始めると拡大はあっという間ですね。オミクロン株は感染力は強いが重症化はしにくいとの情報もありますので、それが確認されると良いですね。

　いずれにしても、できるだけ早い収束を祈りたいものです。