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所要時間は約15分、1日27往復54便を無料運行
熊本県大津町のJR肥後大津駅と益城町の熊本空港を結ぶジャンボタクシー「空港ライナー」の累計利用者数が55万人を達成し、10月8日に肥後大津駅で記念イベントが開かれました。
累計利用者数は5月に50万人を突破し、年間利用者数も「10万人を超えるのは確実」だそうです。個人的にもおすすめしていたので、喜ばしいニュースでした。
所要時間は約15分で、1日27往復54便を無料で運行しています。
熊本空港へ豊肥線・三里木駅から分岐させJRを延伸 蒲島知事が表明
熊本県の蒲島郁夫知事は12月5日、熊本空港へのアクセス改善のため、JR豊肥線を延伸する方法で実現を目指す考えを県議会で表明しました。実現の時期には触れませんでした。
知事は、菊陽町の三里木駅から分岐し、県民総合運動公園(熊本市東区)を経由する大まかなルート案も示しました。三里木駅からの分岐としたのは、県民総合運動公園を経由することで、大規模イベント時の観客輸送が課題だった同公園へのアクセス改善も図るためだそうです。ロアッソ熊本の試合などを想定しているのでしょうか。
事業の枠組みは、県を中心とした第三セクターを設立して延伸部分の鉄道施設を整備し、運行をJRに委託する「上下分離」方式を想定しています。事業費は国の財政支援と県の費用で賄うそうですが、「既存路線の増収が見込まれる」としてJRにも一定の負担を求めたいそうです。
JR九州社長は肥後大津分岐を希望
JR九州の青柳俊彦社長が熊本日日新聞社とのインタビューに答えて、熊本県の豊肥線の熊本空港への分岐・延伸案の実現に意欲を示しました。しかし分岐駅については三里木駅ではなく肥後大津駅を希望しました。
熊本県としては、ロアッソ熊本のホームグラウンドの県民総合運動公園へのアクセス解決も一緒に目指したいところでしょう。鉄道事業として考えると、肥後大津行きとは別に空港行きを設定するとなるとダイヤの編成が難しいのでしょう。かつて国鉄時代の豊肥線で宮地行きと高森行きの併結列車が、立野駅で別れたように、三里木駅で併結列車を分離しては?
その場合も、列車の切り離し要員が必要になって人件費との兼ね合いも出てくるのかもしれません。
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2019年 4月 09日
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