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2022年3月第5週から4月第1週の熊本では、山都町の「通潤橋」が熊本地震から6年ぶりに橋の上を通れるようになりました。県内初の「ツタヤ図書館」が宇城市の不知火美術館・図書館にオープンしました。
「戸馳花の学校」3月末で閉園
熊本県宇城市三角町で洋ランを展示・販売する「戸馳花の学校」が3月末で閉園すると熊日が報じました。入園者数の減少や施設の老朽化で、業績の回復が難しいと判断されたようです。
花の学校は1995年、旧三角町に開業。3万3680平方メートルの敷地に、ラン栽培用のビニールハウス5棟があります。花の学校は橋を渡った戸馳島の結構奥まった場所にあります。花が好きな人は楽しいかもしれませんが、施設的にちょっと一般受けしにくいかなとの印象がありました。胡蝶蘭をはじめ、たくさんの洋蘭を眺めて楽しむことができます。
市によると、02年度の入園者は4万5千人を超えていたが、徐々に減少。新型コロナウイルスの感染拡大で来園者が減り、20年度は3139人だった。研修棟のエアコンの故障やビニールハウスの屋根の修繕など施設の老朽化が進んだ。(2022年3月29日付 熊本日日新聞)
新電力「熊本電力」が事業停止
「新電力」と呼ばれる電力の小売り事業を行ってきた、熊本市に本社がある熊本電力が今月22日に事業を停止したことが分かりました。天然ガスなどのエネルギー価格が高騰し、電力の調達コストが膨らんだことが響いたそうです。遠く離れた海外の戦争ですが、日本の暮らしにも影響が出ています。
熊本市に本社がある「熊本電力」は、「新電力」と呼ばれる電力の小売り事業者のひとつで、電力の卸売市場などを通じて電力を調達し、沖縄県と離島を除く、全国の家庭や自治体向けに電力の販売を手がけ、およそ3000の契約数があるということです。会社によりますと、天然ガスなどのエネルギー価格が高騰し、電力の調達コストが膨らんだ影響で、今月22日に電力の小売り事業を停止したということです。(2022年3月30日 NHK)
熊本電力は、利用者は来月21日までに新たな電力会社との契約をしなければ、電気が使用できなくなるとして、新しい電力会社を探して契約するよう呼びかけています。新電力は全国で事業からの撤退が相次いでいるそうです。
通潤橋が6年ぶりに規制解除、豪快に放水
国内最大級の水路橋として知られる山都町の「通潤橋」が2日、熊本地震から6年ぶりに橋の上を通れるようになりました。訪れた人たちが橋の上から豪快な放水を見て楽しんでいました。
通潤橋はサイフォンの原理で、水不足台地へ農業用水を流すための水道橋だと小学校の社会科の授業で習って感心したものです。ただ橋の上を渡ると、手すりがないのでとても怖いですね。
6年前の熊本地震による被災部分の補修工事や新型コロナの感染防止対策でこれまで橋の上を通ることが禁止されていましたが、2日から規制が解除されました。2日は、神事のあと、観光で訪れた人や地域の人たちが橋の上に移動し、放水開始の午後1時を待ちわびました。そして、橋の中央部で水路の水を止めていた栓が抜かれると、放水が始まりました。(2022年4月2日 NHK)
熊本初の「ツタヤ図書館」宇城市にオープン
全国で蔦屋書店などを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC、東京)が手掛ける不知火美術館・図書館が3日、熊本県宇城市に開館した。県内初の「ツタヤ図書館」で、米コーヒーチェーン「スターバックス」を併設。年中無休でコーヒーの香りと一緒に、約11万9千冊の蔵書を楽しめる。CCC運営の公立美術館は全国で初めて。(2022年4月4日付)
CCCが手がける公立図書館は全国7カ所目です。全国的にも有名になった武雄市の図書館は行ったことがあります。これまでの公立図書館とは違った雰囲気に、家の近くにあったらいいなと思ったものです。写真は以前訪れた時のものです。宇城市の図書館もいずれ訪れてみたいです。
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