【9月第4週】TSMC進出で菊陽町の工業地が全国で最高の上昇率 観光特急「かわせみ やませみ」が豊肥線で運行開始

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 2022年9月第4週の熊本では、今年の地価調査の結果が公表され、台湾の半導体大手、TSMCの進出の影響で、菊陽町の工業地の去年からの上昇率が31.6%となり、全国で最も高くなりました。熊本豪雨を機に熊本を離れていたJR九州の観光特急「かわせみ やませみ」が23日、豊肥線熊本-宮地(阿蘇市)で運行を始めました。

TSMC進出で菊陽町の工業地が全国で最高の上昇率

 熊本県のことしの地価調査の結果が公表され、台湾の半導体大手、TSMCの進出の影響で、菊陽町の工業地の去年からの上昇率が31.6%となり、全国で最も高くなりました。地価調査は土地取引の指標とするため、都道府県が毎年7月1日時点の1平方メートルあたりの土地の価格を調べるもので、県内では、ことし481地点が対象となりました。

工場

それによりますと、工業地で上昇率が最も高かったのは「菊陽町原水」で、去年に比べて31.6%上昇し1平方メートル当たり4万5000円でした。この上昇率は全国で最も高く、熊本県によりますとTSMC進出の影響で規模のまとまった用地を中心に需要が著しく増え、競争が激しくなって価格が大きく押し上げられたということです。周辺の自治体についても、工業地は菊池市の調査地点が23.7%、大津町の調査地点が19.6%と、大きく上昇しました。熊本県全体の平均変動率も4.3%上昇し、平成29年から6年連続で上昇しました。(2022年9月20日NHK)

観光特急「かわせみ やませみ」 豊肥線で土日祝日運行開始

 2020年7月豪雨を機に熊本を離れていたJR九州の観光特急「かわせみ やませみ」が23日、豊肥線熊本-宮地(阿蘇市)で運行を始めました。

やませみかわせみ

福岡県内を走るかわせみ

「かわせみ やませみ」は2両編成で、17年3月から熊本-人吉(鹿児島線・肥薩線)で運行された。豪雨災害で肥薩線が不通になったため、20年8月以降は福岡県の博多-門司港を走っていた。熊本-宮地では土・日・祝日に1日1往復し、片道53キロを約1時間半かけて走る。車内では人吉球磨地域の球磨焼酎のほか、阿蘇のクラフトビールやヨーグルトアイスなどを販売する。運賃は片道2660円。


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