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【熊本城下町散策シリーズ~新町エリア⑥】加藤清正公が築いた新鳥町、正妙寺町をぶらりと散策してみた!

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熊本市の有名観光地の一つ「熊本城」。

熊本城を築城した加藤清正公は現在の熊本の基盤を造り、熊本の人からは「せいしょこさん」の呼び名で親しまれています。

その加藤清正公が熊本城築城とともに行ったのが城下町の整備でした。

この城下町は現在、どのような姿になっているのでしょうか。

そんな城下町を巡る「熊本城下町散策シリーズ」。

新町エリア第五回目となる今回は、加藤清正公によって築かれた城下町「新町」エリアの一角、新鳥町(しんとりまち)、正妙寺町(しょうみょうじまち)(現在はこの町名ではありません)を訪ねてみました。

5つの城門に囲まれた城内町で、短冊形の町割の新町エリア。

このエリアの町を散策しながら、その歴史と現在の姿をご案内します!

 

加藤清正公が築いた城下町と新町について

熊本城の築城と共に整備された城下町です。

加藤清正公は1601年から熊本城の改築に着手し、城下町の整備も進めました。

その際、「新町」と「古町」、2つの城下町を造りました。

新町は熊本城の正面にあたり、5つの城門に囲まれた城内町で、短冊形の町割の中に御家中の武家屋敷と町人町が混在する全国でも珍しい町でした。

古町は、火事による延焼防止および有事の際の軍事拠点として碁盤目状の中心に寺を配した「一町一寺(いっちょういちじ)」の町割の中に、坪井川の荷揚げ場を有する問屋が軒を連ね、物流の拠点として発展しました。

 

旧・新鳥町、旧・正妙寺町について

新鳥町案内板

案内板によると、旧・新鳥町には町名にあるように鳥類を扱う商家が並び、多くの書類の鳥が売買されていたそうです。

正妙寺町案内板

旧・正妙寺町の名前は、案内板によるとこの場所にある「正妙寺」が由来となっているそうです。

また、道の両側には青柳があり、「アオギリ横丁」とも呼ばれていたそうです。

マップ

今回のエリアの現住所は新町4丁目となっており、城下町時代の名称は使われていません。

そのため、はっきりと町名で区分することはできませんが、案内板をもとに現在のマップと照らし合わせてみます。

新鳥町は、だいたいこのエリアになります。

正妙寺町は、だいたいこのエリアになります。

※現在ない町名であるため、「(旧)○○町」と記すべきところですが、ここからは昔の町名のまま表記します。

 

いざ、新鳥町、正妙寺町を歩いてみた!

新鳥町からスタート

今回は、新鳥町の東側からスタート。

今回は正妙寺町の北側までのⒶ→Ⓑ→Ⓒのルートで散策しました。

新鳥町入口

新鳥町の東側は、「旧・新二丁目」、「旧・新三丁目」と接続しています。こちらの写真は、その旧・新二丁目、旧・新三丁目側から撮影。手前には熊本市電の線路があります。

新二丁目、新三丁目の散策記事はこちら。

 

新鳥町には、かつて鳥類を扱う商家が並んでいたそうですが、その名残からか現在でもお店が建ち並んでおり、「新鳥町商店街」となっています。

新鳥町商店街案内板

新鳥町に入ったところには、商店街の案内板が掲示されています。

新鳥町散策風景

通り沿いにお店が建ち並んでいるのが分かります。

人形・提灯・玩具のむろやの店舗外観

通りを入ってしばらく歩いて行くと、「むろや」という人形・提灯・玩具の専門店が見えてきます。この会社は江戸時代創業とのこと。屋号は、醸造業(味噌、醤油屋、あるいは麹屋=こうしや)の屋号『室屋』を受け継いでいるそうです。

福城屋の店舗外観

さらにちょっと歩いたところには「福城屋」という酒屋さんがあります。創業昭和13年の古いお店です。こちらでは、業者向け、個人向けに酒類が販売されています。

また、店内には角打ちスペースがあり、クラフトビールやウイスキーなどの立ち飲みもできるようになっています。

新鳥町散策風景

新鳥町商店街には、新旧いろいろなお店が建ち並んでいます。いろんなお店があり、散策していて楽しいです。

旧・新鳥町だったことを示す石標

通りの途中には、ここが「旧・新鳥町」だったことを示す石標がありました。

新鳥町散策風景

このあたりがちょうど隣町「旧・高麗門町」との境界になります。

高麗門町の散策記事はこちら。

 

道を少し戻って、正妙寺町に入っていきます。

正妙寺町散策風景

道がまっすぐ続きます。案内板には、道の両側には青柳があり「アオギリ横丁」とも呼ばれていたとありましたが、現在も青柳は健在のようです。

喜多流 能楽研究所の外観

通りに入ってすぐのところに、「喜多流 能楽研究所」という看板がかかった一軒家が。詳しいことはわかりませんでしたが、能楽を教えられている場所だと思われます。

正妙寺町散策風景

一軒家が多いこのエリアですが、チラホラとマンションも見受けられます。

正妙寺町散策風景

さちに進んでいくと、左側に通りが見えてきます。向こう側は「旧・高麗門町」です。

正妙寺町散策風景

通り沿いに植えられている青柳の緑色が鮮やかで、それらを見ながらの散策はとても気持ちいいです。

旧・正妙寺町だったことを示す石碑

この通りにも、ここが「旧・正妙寺町」だったことを示す石標が立っていました。

 

正妙寺の外観

そして、通りの終わりの方に近づくと見えてくるのが、この町の名前の由来となった「正妙寺」です。門構えが立派なお寺です。浄土真宗のお寺です。

正妙寺の本堂

本堂も立派です。

 

正妙寺町散策風景

これまで歩いてきた道を振り返ってみました。まっすぐ続く道が気持ちいいですね。

 

新鳥町には、町名の由来となった鳥を扱うお店はありませんでしたが、現在は商店街としてたくさんのお店が立ち並んでいました。

正妙寺町は、名前と由来となったお寺が健在し、昔を思い出させるようでした。

 

新鳥町、正妙寺町散策 ~ まとめ

今回は、加藤清正公が築いた城下町「新町エリア」の中から、新鳥町、正妙寺町を散策しました。

新鳥町は、現在は商店街となっており、いろんなお店があり、散策していて楽しかったです。

正妙寺町のほうは、通り沿いにある青柳の緑色がとても気持ちよく、散策中はすがすがしい気持ちになりました。

熊本に観光に来られた際には、古町エリアに加え、新町エリアも散策してみることをおすすめします。

 

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  • 記事を書いたライター
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グルメや観光情報、おすすめスポットなどを紹介している『ぐうの日々もろもろ』を運営。熊本日日新聞社が発行しているフリーペーパー「くまにちすぱいす」にもグルメ記事を寄稿中。

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