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熊本県内の主なニュースまとめ ~ 2025年1月

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2025年1月の熊本県内では、熊本電鉄や肥薩おれんじ鉄道の減便、熊本大学の県内初の肥満症専門治療センター開設、災害時の迅速な被害推定に向けてのJAXAと熊本県の協定締結、熊本市の自動運転バスの実証実験開始などがニュースとなりました。

熊本電鉄、運転士不足で大幅減便へ

熊本電鉄は運転士の退職が相次ぎ、補充が追いつかないため、来月3日から運行本数を約4分の1減らすダイヤ改正を実施します。

平日の運行本数は159本から121本へ減少し、始発の繰り下げや終電の繰り上げも行われます。

代行バスの運行は予定されておらず、運転士の補充ができるまで新ダイヤでの運行が続く見込みです。

詳細な時刻表は熊本電鉄のホームページで確認できます。

 

運転士不足”熊本電鉄がダイヤ改正で運行本数を4分の1減

熊本市と合志市を結ぶ熊本電鉄は運転士の退職が重なったことなどからこれまで通りの運行が難しいとして、来月3日から列車の運行本数を4分の1ほど減らすダイヤ改正を行うと発表しました。

熊本電鉄では3年ほど前から運転士の離職者が相次ぎ、それを上回る採用ができず慢性的な運転士不足が続いています。

(一部省略)

これを受け、熊本電鉄は列車の運行について来月3日以降、全体の便数をおよそ4分の1減らすほか、始発を最大で30分繰り下げて、終電を最大で55分繰り上げるなど大幅なダイヤ改正を行います。

(一部省略)

熊本電鉄では減便による代行バスの運行などは行わず、運転士の補充ができるまで当面の間は新しいダイヤで運行する見込みだということです。

新しい時刻表は、熊本電鉄のホームページで確認できます。

NHK熊本放送局のサイトから抜粋
(2025年1月7日公開)

熊本大学、県内初の肥満症専門治療センター開設

熊本大学病院に、県内初の「肥満症治療センター」が開設されました。

栄養指導や運動指導、治療薬の処方に加え、今後は重度患者向けの外科手術の実施も計画されています。

予約制で、原則紹介状が必要です。

熊本県はメタボリック症候群の割合が全国でも高く、同センターの開設により、県内や九州南部地域の患者の負担軽減が期待されています。

 

 肥満症患者の専門治療センター 熊本大学が県内で初めて開設

熊本大学は、肥満症の患者の治療などを専門的に行うセンターを、県内では初めて熊本大学病院の中に開設したと発表しました。

このほど開設されたのは「熊本大学病院肥満症治療センター」で、肥満症の患者に対し、健康状態などを検討したうえで、栄養指導や運動指導のほか、治療薬の処方といった専門的な内科治療を行います。

(一部省略)

肥満症治療センターの受診は予約制で、原則、ほかの医療機関からの紹介状が必要となります。

大学によりますと、肥満症の患者の治療のため外科手術を行える専門の医療機関は、九州では福岡県と大分県のあわせて5か所にとどまっていて、今後、熊本大学病院でも手術を行えるようになることで、県内や九州南部地域に住む患者の負担軽減につなげたいとしています。

厚生労働省によりますと、2021年度の特定健診でメタボリック症候群に該当した人の割合は、熊本県は男性が全国ワースト3位、女性が全国ワースト6位となっています。

(一部省略)

NHK熊本放送局のサイトから抜粋
(2025年1月8日公開)

肥薩おれんじ鉄道、一部列車を運休へ

熊本県と鹿児島県を結ぶ肥薩おれんじ鉄道は、運転士不足のため、来月1日から平日と土曜・休日の朝の時間帯に計7本の列車を運休します。

会社は影響の少ない便を選び、代行バスの運行は行わず、運転士の補充ができるまで運休を続けるとしています。

肥薩おれんじ鉄道」運転士不足で来月から一部列車を運休へ

熊本県と鹿児島県の間で運行している第三セクターの「肥薩おれんじ鉄道」は、運転士不足によりこれまでどおりの運行が難しいとして、来月1日から朝の時間帯を中心に、一部列車を運休とすることを発表しました。

「肥薩おれんじ鉄道」によりますと、慢性的な運転士不足が続くなか、このほど運転士の退職が重なり、安全運行などの観点からこれまでどおりの運行を維持することが難しい状況になったということです。

(一部省略)

会社では利用客への影響の少ない列車を運休の対象にしたとしていて、今回の運休に伴う代行バスの運行などは行わず、運転士の補充ができるまでは当面、運休を続けることにしています。

NHK熊本放送局のサイトから抜粋
(2025年1月10日公開)

災害時の迅速な被害推定へ JAXAと熊本県が協定締結

JAXAと熊本県は、災害直後の建物被害を迅速に把握するための協定を締結しました。

熊本地震のデータと衛星画像を活用し、AIによる被害推定プログラムを開発します。全国どの地域でも1棟単位で推定が可能となり、数時間以内に自治体へ情報提供できる見込みです。

数年以内の運用開始を目指し、迅速な災害対応に貢献します。

災害直後に建物被害を推定へ JAXAと熊本県が協定締結

大きな災害のたびに課題となる発生直後の迅速な被害の把握に向けて、熊本地震で壊れた住宅およそ20万件のデータと、衛星画像を組み合わせて建物の被害を推定するプログラムをJAXA=宇宙航空研究開発機構が開発することになり、県とデータ提供に向けた協定を結びました。

(一部省略)

JAXAは衛星画像から被害状況を把握する研究を進めていて、災害の直後に建物の被害を推定する新たなプログラムを開発します。

開発にあたって、2016年の熊本地震で壊れた住宅、およそ20万件の膨大なデータをプログラムに学習させることで精度を上げ、災害の前と後に衛星で撮影した地表面の画像の違いから被害を推定するということです。

全国どの地域でも1棟単位で推定でき、撮影して数時間以内には自治体に結果を共有できる見込みです。

優先的に救助に向かう地域を判断し、的確な初動対応につなげることが期待され、数年以内の運用開始を目指すということです。

(一部省略)

NHK熊本放送局のサイトから抜粋
(2025年1月17日公開)

熊本市、自動運転バスの実証実験開始へ

熊本市は運転手不足対策として、自動運転バスの導入を検討し、来月10日から実証実験を開始します。

熊本城周辺の約5キロの区間でAI搭載のバスを運行し、安全性や交通への影響を検証します。

バスは乗務員の補助付きで運行し、無料で利用可能です。市は将来的に完全自動運転バスの導入を目指します。

熊本市で自動運転バス実証実験開始へ ラッピングしたバス公開

運転手不足が深刻となる中、熊本市は自動運転バスの導入を目指して来月10日から実証実験を行うことになり、27日、ラッピングされたバスが公開されました。

全国的に課題となっているバスの運転手不足への対策として、熊本市は、自動運転で走行するバスの導入を検討しています。

来月から実証実験として熊本城周辺のおよそ5キロの区間で、AIを搭載した自動運転バスを運行するのを前に、27日、ラッピングされたバスが公開されました。

(一部省略)

バスは乗務員が補助を行いながら運行しますが、市では実証実験を重ね、将来的には完全な自動運転バスの導入を目指すとしています。

(一部省略)

実証実験の自動運転バスは、来月10日から3月末まで1日6便運行され、運賃は無料です。

NHK熊本放送局のサイトから抜粋
(2025年1月27日公開)


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