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2024年3月の熊本県内では、草千里での野焼きや菊池渓谷の例年より1か月早い山開き、SL人吉のラストラン、木村氏が熊本県知事に初当選したことなどかニュースとなりました。
草千里で春の訪れ告げる野焼きが行われる
春の訪れを告げる野焼きが草千里で行われました。阿蘇の「野焼き」は、草原の芽吹きを促し、害虫を駆除するために行われます。
地元の農家やボランティア110人が参加し、草原全体を野焼きしました。草千里周辺では100ヘクタールが焼かれ、多くの観光客がその光景を楽しんでいました。
草千里で春の訪れ告げる野焼き
熊本県の阿蘇山の中岳第一火口近くにある草原地帯「草千里」で、春の訪れを告げる野焼きが行われました。
千年以上続くとされる阿蘇の「野焼き」は、放牧地として利用される草原の芽吹きを促し、牛や馬に付く害虫を駆除するため、枯れ草が乾燥する毎年この時期に行われています。
9日、中岳第一火口に近い「草千里」で行われた野焼きには、地元の農家やボランティアおよそ110人が参加し、風向きを読みながら枯れ草に火を放っていきました。
(一部省略)
阿蘇山の一帯で行われている野焼きは9日で一段落し、山々が一面黒く染まって春を迎える準備が整いました。
来月以降には、草原の鮮やかな緑に染まるということです。
NHK熊本放送局のサイトから抜粋
(2024年3月10日公開)
菊池渓谷、例年より1か月早く山開き
熊本県菊池市の観光名所「菊池渓谷」では、例年より1か月早い山開きが行われました。外国人観光客の増加から、オフシーズンも訪問希望が高まり、安全確保のために山開きが早まりました。
観光客が渓流や滝を楽しむなか、シーズンの幕開けを祝う神事も行われました。
熊本 観光名所「菊池渓谷」 例年より1か月早く12日山開き
熊本県菊池市の観光名所「菊池渓谷」では、外国人観光客の増加などから例年より1か月早い、12日山開きが行われました。
(一部省略)
渓谷の展望所で行われた神事には、地元の観光関係者などおよそ50人が参加し、神職が遊歩道を清めシーズン中の安全を祈願した後、地元の園児が合唱を披露して観光シーズンの幕開けを祝いました。
例年は4月から11月までの間が観光シーズンとなり渓谷内にスタッフが常駐しますが台湾や韓国からの観光客が増加し、オフシーズンも訪問を希望する声が高まったことから、訪れる人の安全確保のため、ことしは去年より1か月早い山開きとなりました。
12日は午前中から観光客が訪れ、木々に囲まれた遊歩道を散策したり、滝を眺めたりして楽しんでいました。
(一部省略)
NHK熊本放送局のサイトから抜粋
(2024年3月12日公開)
SL人吉、最後の営業運転
JR九州の観光列車「SL人吉」が最後の営業運転を終えました。延べ40万人以上が乗車し、多くの人が最後の走りを見送りました。
老朽化が進み、機関車のメンテナンスが難しくなったことから、運行を終了することになりました。
「SL人吉」が最後の営業運転 沿線には引退惜しむ人たちの姿
延べ40万人以上が乗車したJR九州の観光列車「SL人吉」は23日が最後の営業運転、ラストランとなりました。
駅や沿線には、最後の走りを見ようという人たちが、SL人吉に手を振るなどして引退を惜しみました。
2009年に運行を始めた「SL人吉」は、これまでに延べ41万4000人が乗車するなど人気を集めてきました。
しかし完成から100年を超えた機関車の老朽化が著しく、23日が最後の営業運転となりました。
ふだんは鹿児島本線の熊本駅と佐賀県の鳥栖駅の間で運行されていますが、23日は、熊本駅と博多駅の間で特別運行されました。
(一部省略)
しかし機関車の老朽化が進み、メンテナンスを担う整備士の確保も難しいことから、23日で運行を終えることになりました。
JR九州によりますと、引退後の機関車の保存場所などについて検討を行っているということです。
NHK熊本放送局のサイトから抜粋
(2024年3月23日公開)
熊本県知事選挙、元副知事の木村敬氏が初当選
熊本県知事選挙で元副知事の木村敬氏が初当選しました。自民党と公明党が推薦し、幅広い支持を集めました。
彼は台湾の半導体大手TSMCの熊本進出による経済効果を県内全域に広げるほか、福祉政策、若者支援に取り組む姿勢をアピールしました。
熊本県知事選挙 元副知事の木村敬氏が初当選
新人4人の争いとなった熊本県知事選挙は、自民党と公明党が推薦した元副知事の木村敬氏(49)が初めての当選を果たしました。
(一部省略)
木村氏は東京都出身の49歳。
1999年に現在の総務省に入ったあと熊本県などに出向し、ことし1月まで3年余り副知事を務めました。
選挙戦で木村氏は、4期16年続いた蒲島県政の継承を掲げ「よき流れをさらに強く大きくする」と訴えました。
台湾の半導体大手TSMCの熊本進出による経済効果を県内全域に広げるほか、福祉政策や若者支援などにも取り組む姿勢をアピールしました。
(一部省略)
NHK熊本放送局のサイトから抜粋
(2024年3月25日公開)
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