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2024年1月の熊本県内では、先月復旧工事が終わった阿蘇神社の楼門が8年ぶりに初詣を迎えたことや菊陽町で九州最大級のアーバンスポーツ施設が整備されることになったこと、八代市出身の歌手 八代亜紀さんが亡くなったこと、SL人吉のラストランのスケジュールが発表されたことなどがニュースとなりました。
阿蘇神社、楼門再び開門 8年ぶりの初詣
熊本県阿蘇市の阿蘇神社では、熊本地震によって8年前に倒壊した「楼門」が復旧工事を終え、元日の初詣で一般の参拝者に開かれました。
楼門の復旧を心待ちにしていた多くの人々が県内外から訪れ、写真を撮りながら祈りを捧げました。
地元出身の参拝者は楼門の復旧に感慨深く、「子どもが健やかに成長してくれることをお祈りしました」と語っていました。
地震被災の阿蘇神社で8年ぶり「楼門」くぐり初詣
8年前の熊本地震で被災した熊本県阿蘇市の阿蘇神社では元日の1日、大勢の人が復旧したばかりの「楼門」をくぐって境内に入り、ことしの幸せや健康を祈って手を合わせました。
(一部省略)
元日の1日は楼門の復旧を心待ちにしていた人たちが県内外から訪れ、初日の出に照らされる楼門の姿を写真に収めたり、じっくりと眺めたりしていました。
そして、楼門をくぐって拝殿に向かい、ことし1年の幸せや健康を祈って静かに手を合わせていました。
静岡県から家族で帰省中という30代の男性は「地元が阿蘇で小さい頃から神社に来ているので、楼門が復旧してよかったです。子どもが健やかに成長してくれることをお祈りしました」と話していました。
(一部省略)
NHK熊本放送局のサイトから抜粋
(2024年1月1日公開)
菊陽町、九州最大規模のアーバンスポーツ施設を整備
熊本県菊陽町が、アーバンスポーツを楽しめる九州最大規模の専用施設を整備する計画が進行中です。
スケートボードやスポーツクライミング、BMXなどが楽しめる施設で、2026年に開業予定です。
若い世代を中心に人口が増加している町では、アーバンスポーツを核にしたまちづくりを進め、交流人口の拡大を目指します。
アーバンスポーツ施設、菊陽町が整備 九州最大規模 2026年開業へ
熊本県菊陽町が、スケートボードやスポーツクライミング、自転車のBMXなど「アーバンスポーツ」を楽しめる九州最大規模の専用施設を原水地区に整備することが分かった。2026年開業予定で事業費は総額25億円。隣接地には町民グラウンドを移転し、「スポーツと観光」をテーマに町の新たな拠点とする考えだ。
町は台湾積体電路製造(TSMC)の進出などで若い世代を中心に人口が増加している。原水地区一帯では27年春にJR豊肥線の新駅が開業予定で、宅地開発を中心とした区画整理事業も計画されている。若者に人気のスポーツ施設を核にしたまちづくりで、交流人口の拡大も狙う。
立地場所は町総合体育館北側の約2ヘクタール。スケボーの大会や練習ができる設備を常設する。スケボー以外のアーバンスポーツは大会やイベントに応じて専用の設備を置き、多様な競技を楽しめる運用を想定する。初心者が遊べるフリーエリアも設け、地元住民が気軽に足を運べるようにする。
(一部省略)
熊本日日新聞社のサイトから抜粋
(2024年1月7日公開)
演歌歌手・八代亜紀さんが73歳で死去
八代市出身の演歌歌手、八代亜紀さんが、2023年12月30日に都内の病院で亡くなりました。73歳でした。
「雨の慕情」や「舟唄」などのヒット曲で知られ、紅白歌合戦にも出場した彼女は、演歌界の重要な存在でした。
去年は免疫の異常による病気のため活動を休止していました。
県内外で多くの人に支えられながら、半世紀以上にわたり日本を代表する演歌歌手として活動してきました。
八代市出身の歌手 八代亜紀さんが死去 73歳
「雨の慕情」や「舟唄」などのヒット曲で知られる歌手の八代亜紀さんが先月30日、都内の病院で亡くなりました。
73歳でした。八代さんは熊本県八代市の出身で、1971年にデビューすると2年後の1973年には「なみだ恋」がヒットし、その年、紅白歌合戦に初出場しました。
そして、1980年には代表曲の1つである「雨の慕情」を発表し、日本レコード大賞の大賞を受賞しました。
このほかにも、「舟唄」がヒットするなどデビューから半世紀以上にわたって日本を代表する演歌歌手として活躍を続けていましたが、去年9月に免疫の異常によって発症するとされる「こう原病」の診断を受け、治療に専念するため年内の活動をすべて休止していました。
(一部省略)
熊本県八代市出身の歌手、八代亜紀さんが亡くなったことについて、9日夜、蒲島知事がコメントを出しました。
このなかで蒲島知事は「悲しみの念にたえません。謹んで哀悼の意を表します。熊本地震や4年前の豪雨の折には、復旧・復興に向けて歩む被災者を励ます活動を行うなどふるさとを思う多くの活動をいただきました。そのご功績と在りし日の姿をしのび、八代さんの安らかな眠りを心からお祈りいたします」としています。
八代さんと同じ熊本県出身の歌手、石川さゆりさんは「同じような時を歌ってきた八代亜紀さん、早く回復なさって、またご一緒できると思っておりました。今、ニュースを見て驚いています。えっ!!ということばしか、出てきません。ご冥福を心よりお祈り申し上げます」とコメントしています。
(一部省略)
NHK熊本放送局のサイトから抜粋
(2024年1月9日公開)
SL人吉、熊本〜博多を走りラストラン
観光列車「SL人吉」が老朽化により引退し、3月23日がそのラストランとなります。
引退までのスケジュールが発表され、引退当日は熊本駅から博多駅までを走ります。
引退翌日の24日には、八代駅で運行終了の式典が行われる予定です。
人吉を代表するSLの引退に、多くのファンが感慨深い思いを抱くことでしょう。
JR観光列車「SL人吉」 引退ラストランは熊本〜博多を走る
人気の観光列車「SL人吉」が引退することし3月の運行スケジュールが発表されました。
引退当日、3月23日のラストランは熊本駅と博多駅の間を走ります。「SL人吉」は2009年の運行開始から先月末までに40万人以上が乗車するなど人気を集めてきましたが、完成から100年を超えた機関車の老朽化が著しく、ことし3月23日に運行を終了します。
JR九州は「SL人吉」が引退する3月の運行スケジュールを発表しました。
それによりますと、引退する前日の3月22日まではこれまで通り熊本駅と鳥栖駅の間を1日1往復します。
また、引退する3月23日は熊本駅を朝出発して玉名駅などに停車して博多駅まで走り、その後、折り返して夕方に熊本駅に戻ります。
(一部省略)
このほか、引退の翌日の3月24日には、沿線の人たちを招待して熊本駅から八代駅まで運行し、八代駅では運行終了の式典が行われます。
詳しいスケジュールなどは、JR九州のホームページで確認することができます。
NHK熊本放送局のサイトから抜粋
(2024年1月26日公開)
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