2022年6月第3週の熊本では、熊本県八代市の秀岳館高男子サッカー部の練習に入学前から参加していた県外出身の当時中学3年の男子生徒が、上級生に暴行されて入学辞退に追い込まれた問題で、生徒の地元の私立高が転学を受け入れたことが分かりました。熊本市は新型コロナウイルスのオミクロン株の系統のひとつで「ＢＡ．５」と呼ばれる感染力が強い可能性がある新たな変異ウイルスが県内で初めて確認されたと発表しました。

秀岳館高で暴行被害の生徒、地元の高校に無事転校できた

　熊本県八代市の秀岳館高男子サッカー部の練習に入学前から参加していた県外出身の当時中学3年の男子生徒が、上級生に暴行されて入学辞退に追い込まれた問題で、生徒の地元の私立高が転学を受け入れたことが分かりました。

　生徒は高校に通えない状態が2カ月以上続いていましたが、現在は通学を始めており、サッカー部への入部を考えているとそうです。

　ネット上でもこの生徒の進路を心配する声が上がっていましたが、高校に通うことができて良かったです。

　県私学振興課や生徒の保護者によると、複数の高校に転学を申し入れ、定員超過を理由に断る学校もあったが、最終的に地元高が受け入れた。生徒は自宅でふさぎ込む日々を送っていたが、転学が決まってからは新生活に期待を膨らませていたという。(2022年6月14日付　熊本日日新聞)

桜町再開発ビル内のホテルが再オープン

　熊本市中央区の桜町再開発ビル内のホテルが16日、「KOKO　HOTEL　Premier（ココホテルプレミア）熊本」として再オープンしました。ココホテルの上位ブランド「プレミア」の開業は全国で初めてです。

　客室は4～14階の全205室。うち半数がビジネス利用などを想定した「モデレートダブル」タイプで、中心価格帯は1万～2万円台。「脱プラ」を目指し、アメニティーグッズはバイオマス素材を使用。客室に置くのは歯ブラシなどにとどめ、ほかはフロントで必要分を提供する。(2022年6月16日付　熊本日日新聞)

熊本市で新型コロナ「ＢＡ．５」初確認

　熊本市は新型コロナウイルスのオミクロン株の系統のひとつで「ＢＡ．５」と呼ばれる感染力が強い可能性がある新たな変異ウイルスが県内で初めて確認されたと発表しました。感染していた３０代女性の症状は軽くすんだそうです。

　国内ではこれまでに東京都、島根県、佐賀県、兵庫県で確認されていて、熊本県内での感染確認は初めてだということです。

　熊本市によりますと、先月１７日から今月６日までの感染事例から４８件を抽出して詳しい解析を行ったところ、このうちの１件がオミクロン株の系統のひとつで「ＢＡ．５」と呼ばれる新たな変異ウイルスだったことが確認されたということです。(2022年6月17日　NHK)

豪雨と地震で被災した阿蘇白雲山荘 １０年ぶり営業再開へ

　九州北部豪雨と熊本地震で立て続けに被災した阿蘇市の「阿蘇白雲山荘」ホテルが、来月、１０年ぶりに営業を再開することになりました。

「阿蘇白雲山荘」は昭和のドラマのロケ地としても有名だったそうです。

ホテルは天然温泉の大浴場を備え、客室からは阿蘇の山々を望むことができますまた、水害や地震に備えて土地がかさ上げされ、耐震性能も強化されているということです。(2022年6月17日　NHK)