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熊本グルメといえば、真っ先に思い浮かぶのはお酒のお供にぴったりな「馬刺し」や豚骨スープにマー油(焦がしニンニク油)が入った「熊本ラーメン」ではないでしょうか。
もちろんそれらも絶品ですが、熊本の食の深淵はそこだけではありません。
地元民が日常的に愛し、スーパーや惣菜店で当たり前のように手に取る「隠れた名物」たち。ひとたびその味を知れば、次回の熊本旅では馬刺しよりも先にそれらを探してしまう……そんな中毒性の高い「沼」なローカルフードを5つ厳選してご紹介します。
熊本県民の「心の拠り所」:ちくわサラダ
まずご紹介したいのが、熊本の惣菜界の王者「ちくわサラダ」です。

「ちくわが入ったサラダ?」と首をかしげることなかれ。これは、ちくわの穴にたっぷりとポテトサラダを詰め込み、そのまま天ぷらにしたという、ボリューム満点の逸品なんです。
熊本県民なら誰もが知る「おべんとうのヒライ」が発祥の惣菜で、サクッとした衣、ちくわの弾力、そして中から溢れるホクホクのポテサラ……。
この三位一体の攻撃力は凄まじく、おかずにはもちろん、ビールや焼酎などのお供としても最強のパフォーマンスを発揮します。
現在は、おべんとうのヒライ以外にも、熊本県内では一般のスーパーなどでも販売されています。
罪悪感ゼロの満足感:太平燕(タイピーエン)
「熊本で中華といえば?」と聞けば、ほとんどの人が「太平燕」と答えるでしょう。

見た目はちゃんぽんに似ていますが、決定的な違いは麺が「春雨」であること。鶏ガラや豚骨ベースの優しいスープに、たっぷりの野菜とエビ、イカ、そして揚げ卵(虎皮蛋)が入っています。
ツルツルとした喉越しでヘルシーなのに、スープのコクと具材の多さで満足感は抜群。ランチにも、お酒の後のシメにも愛される、熊本のソウルフードです。
その太平燕の発祥のお店の一つと言われているのが、熊本市中央区新町2丁目にある「会楽園」です。
現在では、会楽園以外にも、熊本の郷土料理を提供する飲食店やフードコートなどでも食べられます。
食感や風味はまるでウニ:山うに豆腐
名前を聞いて「ウニ?」と思うかもしれませんが、その正体は熊本県五木村の「五木屋本舗」が製造、販売する「豆腐の味噌漬け」です。800年以上前、平家の落人が保存食として作ったのが始まりと言われています。

外装はこのような感じです。

中は味噌のようなパッケージ。
ここから出てくるのが……

味噌で包まれた山うに豆腐です。
数ヶ月間じっくりと熟成された豆腐は、もはや元の姿からは想像できないほどクリーミー。スプーンですくって一口食べれば、まるで高級なウニやフォアグラを思わせる濃厚なコクが広がります。
アツアツの白米に乗せるのはもちろん、クラッカーに添えてワインと合わせれば、そこはもう至福の沼です。
「五木屋本舗」のサイトには、この豆腐を使った山うにバスタや山うにたまご焼きなどのレシピも公開されています。
山うに豆腐は、五木屋本舗の各店舗のほか、駅や空港にある観光物産館などで購入できます。
食感のギャップ萌え:南関(なんかん)揚げ

熊本県北部の南関町に伝わるこの油揚げは、一般的なものとは全く別物です。水分を極限まで飛ばして揚げられているため、見た目はパリパリの「巨大なスナック」。

袋の中身はパリパリとした油揚げ。

厚さは普通の油揚げよりやや薄めです。写真の南関あげはかなり大きいサイズですが、4分の1サイズのものも販売されています。
実際に使う際には、包丁を使って切ったり、手で割ったりします。
そして、この南関あげが沼るのはその食感。
一度出汁にくぐらせれば魔法がかかります。驚異の吸水力で旨味を吸い込み、食感は「ふっくら・もちもち」に激変。
煮物や味噌汁はもちろん、この揚げで巻く「南関揚げ巻き寿司」は、一度食べると普通のいなり寿司には戻れなくなるほどの美味しさです。
熊本県内では、一般のスーパーでも購入できます。
鼻に抜ける刺激の虜:からしれんこん
最後は、熊本を代表する郷土料理「からしれんこん」です。

「なんだ、定番じゃないか」と思うかもしれませんが、これこそ一度「沼」にはまると抜け出せない中毒性を持っています。
麦味噌に和辛子を混ぜ、れんこんの穴に隙間なく詰め込んで揚げたこの料理。ツンと鼻に抜ける強烈な刺激と、れんこんのシャキシャキした歯ごたえの対比がたまりません。
地元民流の楽しみ方は、少し厚めに切ってマヨネーズを添えたり、軽く炙ったりすること。辛さがマイルドになり、焼酎が無限に進む最強のアテに進化します。
からしれんこんで有名な会社が、熊本市中央区新町2丁目にある「元祖 森からし蓮根」です。

「森からし蓮根」は、からしれんこん発祥の店とされています。
森からし蓮根の商品は本店だけではなく、観光スポットや全国各地の空港やデパート、九州の高速のサービスエリアなどでも販売されています。

中身だけの状態で販売されているところもあります。
おわりに
熊本には、ガイドブックの表紙を飾る華やかな料理の陰に、地元民が密かに、かつ熱狂的に愛する「沼」のようなグルメが点在しています。
次に熊本を訪れる際は、ぜひスーパーの惣菜コーナーや地元の居酒屋を覗いてみてください。そこには、あなたの食の常識を覆す、新しい出会いが待っているはずです。
なお、今回紹介した食べ物は、東京の銀座にある熊本県のアンテナショップ「銀座熊本館」でも購入できます。
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