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【熊本城下町散策シリーズ~古町エリア⑯(最終回)】加藤清正公が築いた古川町、河原町、松原町をぶらりと散策してみた!

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熊本市の有名観光地の一つ「熊本城」。

熊本城を築城した加藤清正公は現在の熊本の基盤を造り、熊本の人からは「せいしょこさん」の呼び名で親しまれています。

その加藤清正公が熊本城築城とともに行ったのが城下町の整備でした。

この城下町は現在、どのような姿になっているのでしょうか。

そんな城下町を巡る「熊本城下町散策シリーズ」。

古町エリア最終回となる今回は、加藤清正公によって築かれた城下町「古町」エリアの一角、古川町(ふるかわまち)河原町(かわらまち)松原町(まつばらまち)を訪ねてみました。

碁盤目状の町割りと寺院が織りなす独特の景観で知られる古町エリア。

このエリアの一つの町を散策しながら、その歴史と現在の姿をご案内します!

 

加藤清正公が築いた城下町と古町について

熊本城の築城と共に整備された城下町です。

加藤清正公は1601年から熊本城の改築に着手し、城下町の整備も進めました。

その際、「新町」と「古町」、2つの城下町を造りました。

新町は熊本城の正面にあたり、5つの城門に囲まれた城内町で、短冊形の町割の中に御家中の武家屋敷と町人町が混在していました。

古町は、火事による延焼防止および有事の際の軍事拠点として碁盤目状の中心に寺を配した「一町一寺(いっちょういちじ)」の町割の中に、坪井川の荷揚げ場を有する問屋が軒を連ね、物流の拠点として発展しました。

 

一町一寺の町割について

古町エリアの特徴的な都市計画として「一町一寺」が挙げられます。

これは一つの町内に必ず一つのお寺を配置するという、加藤清正公の独特な考えに基づいた町づくりです。

この制度により、お寺は地域コミュニティの中心として機能し、防災や教育の役割も担っていました。

 

古川町、河原町、松原町について

古川町

古川町の案内板古川町には、清正公が河川改修する前は川が流れていました。だから、古川町なんですね。

マップ

古川町はこのエリアになります。

 

河原町

河原町の案内板

熊本市の中心部を流れる白川の近くにあるので河原町となっていますが、かつては「新古川町」と呼ばれていました。浄土真宗の3つあるお寺の内、2つはこの町にあるそうです。

マップ

河原町はこのエリアになります。

 

松原町

松原町の案内板
松原町は白川のすぐそばにある町。その町名から、かつては松林が広がっていたのではないかということです。

マップ

松原町はこのエリアになります。

 

いざ、古川町、河原町、松原町を散策!

今回は、古川町からスタートします。

古川町の散策風景

古川町はT字路の道路が中心を通っているエリアです。

古川町から見た上鍛冶屋町

古川町のお隣は上鍛冶屋町です。

上鍛冶屋町の散策記事はこちら。

 

古庄本店の外観

古川町に入ってすぐのところに見えてくるのが、明治10年創業繊維製品総合卸商社古荘本店」です。

古荘本店の外観

現在は、繊維製品総合卸だけではなく、自社ブランド製品の製造・販売、アパレルショップ事業、OA機器販売を中心としたIT事業など、幅広い業種を展開されているそうです。

この古荘本店前にあるT字路の道を入っていきます。

古川町の散策風景

まっすぐに道が続いています。古川町は、企業とマンションが立ち並ぶエリアです。

古川町の散策風景

まっすぐに続く道は、歩いていて気持ちがいいです。

古川町を抜けると河原町です。

熊本市電の河原町電停

河原町には、熊本市電の電停があります。

河原町から見た横紺屋町

河原町のお隣は横紺屋町です。

横紺屋町の散策記事はこちら。

 

河原町から見た古川町

市電の線路の向こう側に歩いてきた古川町があります。

 

それでは、河原町を散策してみましょう。

河原町の散策風景

河原町もまっすぐ道が続いています。

河原町繊維問屋街の外観

河原町に入ってしばらく歩くと見えてくるのが、「河原町繊維問屋街」です。

かつては衣服関係の卸問屋が並んでいましたが、現在はそれらの問屋はなくなっています。ただ、現在はその空き店舗にカフェや雑貨店などが入っており、昭和のノスタルジックな雰囲気を演出しています。

河原町繊維問屋街の内部

一歩足を踏み入れると、そこには昭和にタイムスリップしたかのような風景が。

河原町繊維問屋街の風景

昭和レトロ好きにはたまらないエリアです。

河原町繊維問屋街の風景

河原町繊維問屋街の風景

こういった昭和を思い出させるようなオブジェもあります。

河原町繊維問屋街にはいくつかのお店が入っていますが、それらはこのあとの「お店紹介」のコーナーで紹介します。

 

この河原町繊維問屋街を抜けると、松原町です。

河原町から見た紺屋町

お隣は紺屋町です。

紺屋町の散策記事はこちら。

 

松原町から見た河原町河原町を振り返りつつ、松原町に入っていきましょう。

松原町の散策風景

松原町は白川の土手がエリアの多くを占めているので、お寺はありますが、お店はありません。

写真の左側に白川が流れています。そこに沿って道が続いています。

松原町の散策風景

少し歩くと、ちょっとした広場もあります。

 

これで散策は終了。

今回、名前が異なる3つの町を散策してきましたが、それぞれ違った特色があって楽しかったです。

特に、河原町繊維問屋街は昭和の雰囲気に浸れ、タイムスリップした感覚で散策できました。

 

河原町、松原町にある「一町一寺」のお寺

今回散策したエリアには、河原町に「順正寺(じゅんしょうじ)/浄土真宗」、「妙乗寺(みょうじょうじ)/日蓮宗」、「延寿寺(えんじゅじ)/浄土真宗」、があり、松原町に「法蓮寺(ほうれんじ)/日蓮宗」があります。

順正寺

順正寺の住所は河原町ですが、古川町の通りから入ったところにあります。

順正寺の外観

門構えが立派なお寺です。

順正寺の境内

かなり広い境内です。

順正寺の鐘

立派な鐘もあります。

順正寺の本堂

本堂もかなり大きいです。

マップ

 

妙乗寺

河原町に入ってすぐのところにあるお寺です。

妙乗寺の外観

こちらは少しこじんまりとしているお寺です。

マップ

 

延寿寺

河原町にあるお寺です。

延寿寺の外観

正門は熊本地震で崩壊しているようです。右側にも入り口があるため、境内にはそちらから入場できます。

かなり広い敷地のお寺です。

マップ

 

法蓮寺

松原町に入ってすぐのところにあるお寺です。

法蓮寺の外観

現代風でかなり立派な建物です。

マップ

 

河原町にあるお店など

今回散策した中で、お店があったのは河原町のみでした。それらのお店をご紹介します。

河原町繊維問屋街

先ほど紹介しましたが、この問屋街にはいろんなジャンルのお店が入っています。そのうちのいくつかをご紹介します。

建築食堂

筋肉食堂の外観

一見すると、おしゃれなレストラン?と思ってしまいますが、ここは構造設計事務所だそうです。

看板がないので躊躇しますが、思わず中を覗いてみたくなる入り口ですね。

店舗情報
名称合同会社 建築食堂
ジャンル構造設計事務所
住所熊本市中央区河原町2
マップ/アクセス

熊本市電A系統 / 河原町電停より徒歩1分

 

maison de chatnoir(メゾン・ド・シャノワール)

maison de chatnoirの外観

建築食堂のお隣にあるお店。若者向けの衣料品を扱っているお店です。

若者向けということで、お店の外観もおしゃれですね。

店舗情報
店名maison de chatnoir(メゾン・ド・シャノワール)
ジャンル若者向け衣料品店
住所熊本市中央区河原町2
電話番号096-352-4019
営業時間10:00~18:00
定休日日曜
Instagram
@maison.de.chatnoir
マップ/アクセス

熊本市電A系統 / 河原町電停より徒歩1分

 

凹凸Tacos(オウトツタコス)

凹凸タコスの外観

河原町繊維問屋街を奥に入ったところにある、タコスを中心とした多国籍料理が味わえるお店

外観がとってもおしゃれですね。

各種パーティーや歓迎会などでも使えるそうです。

店舗情報
店名凹凸Tacos(オウトツタコス)
ジャンル多国籍料理
住所熊本市中央区河原町2
電話番号050-8890-5541
営業時間平日:18:00~23:00、土日:12:00~15:00、18:00~23:00
定休日
月曜、火曜
Instagram@outotutacos
マップ/アクセス

熊本市電A系統 / 河原町電停より徒歩1分

 

モラトリアム

モラトリアムの外観

河原町繊維問屋街奥にあるアンティークショップ

窓にはたくさんのアンティーク雑貨が展示してあり、レトロな雰囲気を感じます。

営業日が限られているので、Instagramを確認して訪問することをおすすめします。

店舗情報
店名モラトリアム
ジャンルアンティークショップ
住所熊本市中央区河原町2
営業時間Instagramを確認
定休日
Instagramを確認
Instagram@moratorium2012
マップ/アクセス

熊本市電A系統 / 河原町電停より徒歩1分

 

ほわっと

ほわっとの外観

河原町繊維問屋街の中間に位置するカフェ

自宅に帰ってきたような落ち着いた雰囲気のお店です。

店舗情報
店名ほわっと
ジャンルカフェ
住所熊本市中央区河原町2
営業時間Instagramを確認
定休日
Instagramを確認
Instagram@toshiyo_a
マップ/アクセス

熊本市電A系統 / 河原町電停より徒歩1分

 

Out of step café

Out of step caféの外観

道路沿いにあるベーグルカフェ

自家製酵母を使ったベーグルサンドやサラダランチ、クッキー、マフィン、コーヒーケーキなどの手作りお菓子などを販売しています。

店舗情報
店名Out of step café
ジャンルベーグルカフェ
住所熊本市中央区河原町2
営業時間12:00~~17:00
定休日
土曜~水曜
Instagram@outofstepcafe
マップ/アクセス

熊本市電A系統 / 河原町電停より徒歩1分

 

明るい未来

明るい未来の外観

道路沿いにあるカフェ&バー化学調味料等、畜産肉、小麦を使用しない、誰でも安心して食べられる料理を提供されています。

ちょっと入りにくそうな外観ですが、店内はアットホームな雰囲気を大事にしているそうです。

店舗情報
店名明るい未来
ジャンルカフェ&バー
住所熊本市中央区河原町2
営業時間17:00~2:00
定休日
火曜~木曜
ホームページhttps://akaruimirai-kumamoto.my.canva.site/
Instagram@akaruimirai_kumamoto
マップ/アクセス

熊本市電A系統 / 河原町電停より徒歩1分

 

ここまで河原町繊維問屋街にあるお店を紹介してきましたが、この向かい側にも店舗があります。それらも紹介します。

ZAP

ZAPの外観

アメリカンなものを多く扱う雑貨店です。一昔前のアメリカを思い出させるような外観ですね。

店舗情報

店名ZAP
ジャンル雑貨店
住所熊本市中央区河原町2
営業時間14:00~19:30
定休日
不定休
Instagram@zap7321

マップ/アクセス

熊本市電A系統 / 河原町電停より徒歩1分

 

スパイス食堂 BONGA(ボンガ)

スパイス食堂 BONGAの外観

九州唯一のオリジナルスパイス専門店

お店でブレンドしたスパイスを使ったバターチキンカレーやキーマ茄子カレーなどを味わえます。

店舗情報

店名スパイス食堂 BONGA(ボンガ)
ジャンルオリジナルスパイス専門店
住所熊本市中央区河原町2
営業時間11:30~19:30
定休日
月曜、不定休
Instagram@bonga0606

マップ/アクセス

熊本市電A系統 / 河原町電停より徒歩1分

 

古川町、河原町、松原町散策 ~ まとめ

今回は、加藤清正公が築いた城下町「古町エリア」の中から古川町、河原町、松原町を散策しました。

今回のエリアには唯一、河原町の近くには白川が流れていましたが、他の町は町名の由来となったものは見当たりませんでした。

とはいえ、町名が異なる3つの町はそれぞれ特色があり、いろんな風景を楽しめました。

 

今回で熊本城下町・古川エリアの散策は終了となります。

このエリアにある町名はそこに存在していた職人の職種やその土地の特徴を表しており、散策しながら”かつてはここにこんな職人の人たちが住んでいたんだな”と思いにふけることができました。

ただ、建物のほとんどが空襲で被害を受け、残っていないことは大変残念です。

その中でも昔の建物が現存しているところでは、それを活用しているお店などもありました。こういった建物は後世にも残していってほしいと思います。

城下町の雰囲気はあまり残っていませんが、古町エリアはいろんなジャンルのお店があり、散策しているだけ楽しいです。

熊本に観光などで訪れた際には、この城下町を散策してみてはいかがでしょうか。

 

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  • 記事を書いたライター
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グルメや観光情報、おすすめスポットなどを紹介している『ぐうの日々もろもろ』を運営。熊本日日新聞社が発行しているフリーペーパー「くまにちすぱいす」にもグルメ記事を寄稿中。

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