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JR三角線の観光列車「A列車で行こう」に熊本駅から乗って三角駅で下車、そこからレンタカーに乗り換えて上天草へ日帰り旅行に行ってきました。
三角駅から「天草宝島ライン」で船に乗り換えるルートが一般的ですが、今回はレンタカーを使いました。
熊本駅を10時35分に発車する便です。ホームでは、列車のネーミングの由来となったジャズの名曲「A列車で行こう」がかかっています。
三角線は普通列車ばかりのローカル線ですが、「A列車」は観光列車なので、特急列車になります。途中で宇土駅にだけ停車します。
「A列車で行こう」とは
列車は、新幹線「つばめ」を手掛けた水戸岡鋭治氏のデザインです。南蛮文化が渡来した天草をモチーフに黒と金色を使った重厚な外観で、木調の客室には大きなバーカウンターやソファを配置。色鮮やかなステンドグラスをふんだんに採り入れ、天井にも挿絵が施されています。
車両の途中に設けられたカウンターで、飲み物やお土産などを購入できます。
運転開始は2011年10月から。「A列車で行こう」はジャズのスタンダードナンバーです。ニューヨーク市地下鉄が同一ルートの路線に快速運転を行う「A」系統が由来だそうです。
「天草」のアルファベット頭文字「A」を冠したネーミングで、客室を西洋風にデザイン。定期航路の「天草宝島ライン」(三角~本渡港)と組み合わせた切符も売り出す予定で、唐池恒二社長は「南蛮文化が渡来した天草をモチーフに、ヨーロッパをイメージした大人の旅を演出。(2011年05月18日熊本日日新聞)
朝っぱらからハイボールで乾杯
乗車時間が短いので、飲み物はすぐに注文しましょう。景色を楽しんでいると、あっという間に終点に着いてしまいます。季節限定のハイボールが提供されていて、1月の旅行時は「柚子ハイボール」でした。
車内で注文できるメニューです。
本来なら、ジャズを聴きながら夜中に飲むところでしょうが、朝から飲むハイボールもうまい!ただ、後の行程もあるので1杯だけにしておきます。
写真は柚子ハイボールです。
三角駅から「天草宝島ライン」も
三角駅もA列車の運行開始に合わせて、しゃれた外観にリニューアルされています。
同駅(木造平屋建て)改修のデザインは、九州新幹線や観光特急を手掛けた水戸岡鋭治さんが担当。外壁をベージュ色に塗装し、老朽化した駅舎上部の十字架を付け替える。駅構内では、待合室の内壁に木材を多く使い、新幹線駅と同じ木製ベンチを設置。(2011年08月17日熊本日日新聞)
三角駅の前には三角港が見えています。ここから上天草市の松島港を結ぶ航路「天草宝島ライン」が出ています。
以前は、天草市の本渡港までの航路だったのですが、現在は松島港までとなっています。
三角駅前でレンタカーに乗り換え
今回は、天草宝島ラインは使わず、駅前でレンタカーを借りました。
ちょっとしたお土産も売ってありました。
飲酒運転は絶対にやめましょう。
松島町で温泉と海の幸を堪能
ホテル松泉閣ろまん館で温泉に入り、昼食を食べました。
ホテルは4号橋のたもとにあります。
盛りだくさんの新鮮な天草の刺身です。
ガラカブ(カサゴ)の唐揚げは、カリッとしていて香ばしいです。
道路の渋滞に注意を
この日は、週末でした。三角駅を列車が発車する30分程前に松島町を出て、大矢野町一帶でしばらく渋滞に巻き込まれました。結果的に帰りの「A列車」にギリギリ間に合いましたが、焦りました。
普通列車で帰ることもできますが、せっかくなら行き帰りとも観光列車に乗りたいですね。
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