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若者を中心にブームがきている喫茶店。昭和レトロな雰囲気が人気の理由となっています。
しかし、喫茶店は若者だけではなく、大人のちょっとした憩いの場としても愛されています。
そんな喫茶店は熊本市内にも多数あります。昭和レトロな雰囲気を感じるお店から、現代風のおしゃれなお店まで様々。
今回紹介する『Ellery(エラリー)珈琲店』もおしゃれな喫茶店の一つです。
でも、このお店、気になるのは店名。「エラリーってなに?」と思った人もいるのではないでしょうか。
筆者もそのなかの一人(笑)。
気になったので、『Ellery珈琲店』に実際にお邪魔して、店名の由来などを聞いてみました。
話を伺ってみると、○○○○好きな店主の思いが詰まったお店だったことが判明しました!
エラリー珈琲店は住宅街にあるオシャレな喫茶店
今回紹介する『Ellery珈琲店』は、熊本市東区湖東1丁目にある喫茶店。
最寄り駅は、熊本市電の「神水交差点」電停で、ここから歩いて5分ほどのところにあります。
住宅街にあるので、少々わかりにくいかもしれませんが、この建物を目印に来るといいでしょう。
ダークグリーンのおしゃれな外観。『Ellery珈琲店』の店舗です。
近くには駐車場もあります。
コーヒーカップのかわいいマークがついたところが『Ellery珈琲店』の駐車場。駐車場は7台分あります。
車で行く場合は、動物園通りから入っていくといいでしょう。
お店の入り口には看板が。看板にはお店のメニューも置かれています。
この『Ellery珈琲店』のメニューは、珈琲と紅茶を中心とした飲み物とスイーツのみ。
食べ物のメニューは少ないですが、それだけ飲み物にこだわりがあります。
店内に入るとカウンター席の前には、おしゃれなカップやソーサーなどが。
これらは、店主が骨董品屋やネットオークションで購入されたそうです。
飲み物メニューは珈琲と紅茶が中心ですが、種類が豊富です。
その一部を紹介すると……
こちらは珈琲メニュー。味わいがそれぞれ異なるコーヒーが揃っています。
こちらは紅茶メニュー。紅茶もいろんな種類があります。
フレーバーティーがあるのはちょっと珍しいのではないでしょうか。
たくさんあるメニューのなかから、こんなものをいただきました。(2人で取材)
まず、飲み物から。ホットコーヒーのほうは、8月限定のスペシャリティコーヒー「ペルー共和国 アマゾナスG1」。
カップ、ソーサーがおしゃれです。
こちらはアイスコーヒーで「サマーブレンド」。こちらも期間限定コーヒーです。
ワイングラスで飲むコーヒーはちょっと高級感を感じます。
スイーツは、1日数量限定の「クラシックプリン」。
そして、この日の「本日のシフォンケーキ」を。この日はグレープフルーツ&マンゴーのシフォンケーキでした。
コーヒーは一つずつ丁寧に淹れられており、豆本来の苦味などがしっかり感じられました。
スイーツもほどよい甘さで、コーヒーにピッタリでした。
店名の由来は店主が○○○○好きだったから!
さて、本題に。
気になっていたのは、このお店の店名。『Ellery珈琲店』の「エラリー」とはなんなのか?
実際に店主に伺ってみました。すると……
店主は、推理小説やミステリー小説が好きとのこと。
ここまで書くとお気づきの人もいるかもしれませんが、「エラリー」とはアメリカの推理作家「エラリー・クイーン」からとったものだったんです。
実際に店内には本棚があり、たくさんの推理小説やミステリー小説が置かれていました。
かなりたくさんの本が置かれています。
これらの本は、自由に手にとって店内で読めるそうです。
店主は、18歳の頃にミステリー小説を好きになったそう。
いずれはこういったお店を作りたいということで、他のお店で修行されたあと、30歳の時に実家の一部を改装して開業されたそうです。現在7年目とのこと。(取材した2023年8月現在)
推理小説、ミステリー小説好きな店主の思いが詰まったお店だったんですね。
エラリー・クイーンについて
小学校の図書館で、児童向けの推理小説にハマってから、中学、高校と江戸川乱歩やアガサ・クリスティー、ヴァン・ダインなど海外の古典ミステリを読み漁りました。その中でも、エラリー・クイーンは大好きな作家の一人でした。
エラリー・クイーンはアメリカ人の従兄弟2人が合作していたペンネームです。藤子不二雄みたいなイメージですね。タイトルに国名を冠した「国名シリーズ」と、X、Y、Zの各「悲劇」と最後の事件を合わせた「悲劇」4部作が初期代表作として人気があります。
そういう訳で、店名はずっと気になっていて、今回、ライターのぐうさんをお誘いして訪問が実現しました。
カウンターで店主に一番好きなクイーンの作品を尋ねたところ、国名シリーズでは「ギシリシア棺の謎」、”悲劇”4部作の中では「Yの悲劇」との回答をいただきました。また、国内作家では、綾辻行人さんの「十角館の殺人」の名前が挙がりました。ガチガチの本格ミステリがお好みのようです。
まとめ ~ 『Ellery珈琲店』は店主の思いが詰まった素敵なお店だった!
店名が気になり、今回お邪魔した『Ellery珈琲店』。
推理小説、ミステリー小説好きな店主の思いが詰まった素敵なお店でした。
店内には、とにかくたくさんの推理小説やミステリー小説があるので、こういったジャンルの小説が好きな人はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
店主とお話しすると、オススメの本を紹介していただけるかもしれませんよ!
また小説を読む、読まない関係なく、おしゃれな空間でゆっくりとコーヒーなどを味わいたいという人にもオススメのお店です。
Ellery珈琲店 ~ 店舗情報
店名 | Ellery珈琲店(エラリーコーヒーテン) |
住所 | 熊本県熊本市東区湖東1-11-24 |
電話番号 | 096-365-2700 |
営業時間 | 11:00〜19:00 |
定休日 | 水曜日 |
駐車場 | あり(7台) |
支払い方法 | 電子マネー不可 |
ホームページ | https://ja-jp.facebook.com/ellerycoffee/?ref=page_internal |
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