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2023年4月第2週の熊本では、熊本市西区で行われた花火大会の会場で、枯れ草が2度にわたって燃える火災がありました。また来年3月で引退するJR九州の観光列車「SL人吉」の運行が、熊本─鳥栖間で始まりました。
熊本市の花火会場で枯れ草燃える
2日夜、熊本市西区で行われた花火大会の会場で、枯れ草が2度にわたって燃える火災がありました。
2日午後7時50分ごろ、熊本市西区新港で行われていた「ドライブイン花火熊本」の会場で枯れ草が燃え、およそ30分後に鎮火して花火大会は再開されましたが、午後9時20分ごろ、再び燃え出しました。警察によりますと、火は午後10時ごろ消し止められましたが、2度にわたる火災で合わせておよそ2000平方メートルの枯れ草が焼けました。(2023年4月3日 NHK)
アサリの産地偽装 不正競争防止法違反などの疑いで3人逮捕
外国産のアサリを熊本産と偽って販売し、1億4000万円あまりの収益を得ていたとして、天草市の水産会社の役員ら3人が不正競争防止法違反などの疑いで警察に逮捕されました。
警察の調べによりますと、3人は2020年7月、中国や韓国産のアサリおよそ357トンを熊本産と偽って千葉県の水産卸会社など5つの県のあわせて15社に販売し、1億4000万円あまりの収益を得たとして、不正競争防止法違反と組織犯罪処罰法違反の疑いがもたれています。(2023年4月6日 NHK)
来年3月引退の「SL人吉」、ラストシーズン運行開始
来年3月で引退するJR九州の観光列車「SL人吉」の運行が8日、熊本─鳥栖(佐賀県)で始まった。ラストシーズンの初日は、始発の熊本駅(熊本市西区)に家族連れや鉄道ファンらが詰めかけ、力強く客車を引く蒸気機関車の雄姿を見送った。
1922年製のSL人吉は営業運転している蒸気機関車としては国内最古で、九州でも唯一の車両。2009年から肥薩線の熊本─人吉を結んでいたが、20年7月の熊本豪雨で被災して一部不通となって以降、鹿児島線を走っていた。車体の老朽化に加え、部品の調達や整備に当たる技術者の確保が難しくなったため、23年度で運行を終えることが決まっている。(中略)6月までは毎週土・日曜日と5月の大型連休に1日1往復する。同社によると、大型連休中はほぼ満席。7月以降の運行計画は、今後公表する。ラストランは来年3月23日。(2023年4月9日付 熊本日日新聞社)
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