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熊本県人吉市に古いのに「新温泉」(しんおんせん)という名前の公衆温泉があります。人吉市内の中心部にあり、人吉駅から徒歩でも10分程度で行くことができます。
地方のひなびた温泉といえば、「ゲンセンカン主人」「ねじ式」などの漫画で知られるつげ義春さんです。決して新温泉がひなびた場所にあるのではないですが、レトロな雰囲気満載で、作品の世界観にひたることができます。
以前、つげ作品「やなぎ屋主人」「海辺の叙景」「庶民御宿」「西部田村事件」などのモデルとなった千葉の房総半島を旅したこともあります。いかんせん、つげ作品の聖地巡礼は東京より東の地域が多いため、九州の住民にとっては聖地巡礼が難しいものです。今回は、身近な人吉市で手軽に楽しめました。
人吉市中心部を走る国道445号線から、少しだけ脇道に入ったところに新温泉はあります。この建物のつくりなど、つげ作品を彷彿とさせませんか?
看板の手前から奥に入ったところに、数台分の駐車場もありました。
男湯の入り口です。
本物の「番台」を見る機会もなかなかないですね。
入浴料金は大人300円と安いです。
脱衣場にさりげなく置かれた、マッサージチェアや体重計などの
まるで、ゲンセンカンの女将さんが出てきそうな湯船です。ギョギョ!
温泉の効能が張り出してありました。
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