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【熊本城下町散策シリーズ~古町エリア⑬】加藤清正公が築いた鍛治屋町、上鍛冶屋町をぶらりと散策してみた!

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熊本市の有名観光地の一つ「熊本城」。

熊本城を築城した加藤清正公は現在の熊本の基盤を造り、熊本の人からは「せいしょこさん」の呼び名で親しまれています。

その加藤清正公が熊本城築城とともに行ったのが城下町の整備でした。

この城下町は現在、どのような姿になっているのでしょうか。

そんな城下町を巡る「熊本城下町散策シリーズ」。

第八回目となる今回は、加藤清正公によって築かれた城下町「古町」エリアの一角、鍛治屋町上鍛冶屋町を訪ねてみました。

碁盤目状の町割りと寺院が織りなす独特の景観で知られる古町エリア。

このエリアの一つの町を散策しながら、その歴史と現在の姿をご案内します!

 

加藤清正公が築いた城下町と古町について

熊本城の築城と共に整備された城下町です。

加藤清正公は1601年から熊本城の改築に着手し、城下町の整備も進めました。

その際、「新町」と「古町」、2つの城下町を造りました。

新町は熊本城の正面にあたり、5つの城門に囲まれた城内町で、短冊形の町割の中に御家中の武家屋敷と町人町が混在していました。

古町は、火事による延焼防止および有事の際の軍事拠点として碁盤目状の中心に寺を配した「一町一寺(いっちょういちじ)」の町割の中に、坪井川の荷揚げ場を有する問屋が軒を連ね、物流の拠点として発展しました。

 

一町一寺の町割について

古町エリアの特徴的な都市計画として「一町一寺」が挙げられます。

これは一つの町内に必ず一つのお寺を配置するという、加藤清正公の独特な考えに基づいた町づくりです。

この制度により、お寺は地域コミュニティの中心として機能し、防災や教育の役割も担っていました。

 

鍛治屋町、上鍛冶屋町について

鍛冶屋町は、大工・農工具類の金具を作る鍛冶職人が集まっていた町です。

鍛冶屋町の案内板

鍛冶屋町と上鍛冶屋町があります。

 

マップ

鍛治屋町はこのエリアになります。

上鍛冶屋町はこのエリアになります。

 

いざ、鍛治屋町、上鍛冶屋町を散策!

鍛治屋町と米屋町一丁目との境界からスタート!

鍛冶屋町の風景

米屋町一丁目側から見た風景。まっすぐに道が続いています。

お隣の米屋町の散策記事はこちら。

 

鍛冶屋町はマンションも建ち並んでいますが、お店も多いエリアです。(お店は後ほど「お店紹介」のコーナーでご紹介します)

 

鍛冶屋町には、通りをちょっと奥に入ったところに神社と公園があります。

八尋神社

八幡神社(やひろじんじゃ)」です。敷地はそんなに広くはありませんが、赤い鳥居が立派な神社です。

 

鍛冶屋町公園

八幡神社の隣に、鍛冶屋町公園があります。子供が走り回っても大丈夫なほどの広さがあります。

 

3分ほど歩いていると、上鍛冶屋町との境界にさしかかります。

上鍛冶屋町の風景

ここから上鍛冶屋町です。ひたすらまっすぐに道が続きます。

上鍛冶屋町から鍛冶屋町を見た風景

振り返ると、これまで歩いてきた鍛冶屋町が。(当たり前ですが)ちなみに、右側の道を入っていくと船場町になります。

上鍛冶屋町もマンションが多いエリアですが、お店もあります。(お店は後ほど「お店紹介」のコーナーでご紹介します)

上鍛冶屋町から見た古川町の風景

上鍛冶屋町を抜けると、古川町になります。

 

ということで、鍛冶屋町、上鍛冶屋町を散策してきました。

マンションが多く建ち並んでいましたが、ちらほらとお店もありました。まっすぐ続く道は見通しがよく、散策していて気持ちよかったです。

 

鍛冶屋町、上鍛冶屋町にある「一町一寺」のお寺

今回散策した鍛冶屋町、上鍛冶屋町には、一町一寺のお寺はありませんでした

 

鍛冶屋町、上鍛冶屋町にあるお店など

今回散策した鍛冶屋町、上鍛冶屋町にあるお店などを紹介します。

つけ麺 炎馬

鍛冶屋町に入ってすぐのところにあるつけ麺屋。セブンイレブン 熊本米屋町店の向かい側にあります。

つけ麺 炎馬の店舗外観

豚骨魚介系のつけ汁旨辛系のつけ汁パイタンのつけ汁(鶏がら、モミジ、野菜を長時間煮込んで作られた)のつけ麺を味わえます。

店舗情報

店名つけ麺 炎馬
ジャンルつけ麺
住所熊本市中央区鍛冶屋町4
電話番号096-297-9037
営業時間11:30~14:00、18:30~21:00
定休日月曜
Instagram@tsukemen_enma

マップ/アクセス

熊本市電A系統 /  商工会議所前電停より徒歩3分

 

ICHIBAN FooD MART

鍛冶屋町にあるアジア食材を扱う小売店。

ICHIBAN FooD MARTの店舗外観

ハラール食品も販売されているので、イスラム教の方にも安心なお店です。

店舗情報

店名ICHIBAN FooD MART(イチバンフードマート)
ジャンルアジア食材店
住所熊本市中央区鍛冶屋町6-6 朝日プラザ鍛冶屋町 1F
電話番号070-4498-2429
営業時間11:00~21:00
定休日日曜
ホームページ@ichibanspices

マップ/アクセス

熊本市電A系統 /  商工会議所前電停より徒歩3分

 

fav KUMAMOTO

鍛冶屋町にあるホテル

fav KUMAMOTOの外観

地上12階建て、全67室の客室があります。

fav KUMAMOTOの外観

とてもおしゃれで、気持ちよく宿泊できそうです。

店舗情報

店名fav KUMAMOTO(ファブ クマモト)
ジャンルホテル
住所熊本市中央区鍛冶屋町9-1
電話番号092-292-2431
チェックイン/チェックアウトチェックイン 15 : 00/チェックアウト10 : 00
公式サイトhttps://fav-hotels.com/hotels/kumamoto/

マップ/アクセス

熊本市電A系統 /  商工会議所前電停より徒歩3分

 

高砂わた

鍛冶屋町にある寝具店。明治19年創業の伝統ある企業です。

高砂わたの店舗外観

布団の元となる綿から精製を行い、布団・寝具の卸売りを主に行っています。

店舗情報

店名高砂わた
ジャンル寝具店
住所熊本市中央区鍛冶屋町23
電話番号096-352-9171
営業時間9:00~17:30
定休日土曜、日曜
公式サイトhttps://tksg.co.jp/

マップ/アクセス

熊本市電A系統 /  商工会議所前電停より徒歩3分

 

黒川商店

鍛冶屋町にある衣料品卸店。

黒川商店の店舗外観

昭和の雰囲気を感じる外観です。

店舗情報

店名黒川商店
ジャンル衣料品卸
住所熊本市中央区鍛冶屋町19
電話番号096-359-0072

マップ/アクセス

熊本市電A系統 / 商工会議所前電停より徒歩3分

 

手芸の店 もりお本店

上鍛冶屋町にある手芸用品店

もりお本店の店舗外観

赤い屋根が印象的なお店です。毛糸やフェルトなど様々な用品が販売されていて、手芸好きな方にはうれしいお店です。

店舗情報

店名手芸の店 もりお本店
ジャンル手芸用品店
住所熊本市中央区上鍛冶屋町19
電話番号096-354-4171
営業時間10:00~17:00
定休日日曜
公式サイトhttps://morio-hobby.com/

マップ/アクセス

熊本市電A系統 /  河原町電停より徒歩3分

 

鍛冶屋町、上鍛冶屋町散策 ~ まとめ

今回は、加藤清正公が築いた城下町「古町エリア」の中から鍛冶屋町、上鍛冶屋町を散策しました。

かつては、鍛冶職人が集まる町でしたが、現在はそういった関係のお店などはありませんでした。

ただ、他の町に比べて、衣料や服飾関係の商店が多くありました。近くに、かつて河原町繊維問屋街という問屋街(現在は昔の雰囲気を残しつつ、カフェやクリエイターなどが建物を活用しています)があったため、こういった商店が集まっているのかもしれません。

鍛冶屋町、上鍛冶屋町は、他の町とは違った雰囲気で楽しめました!

 

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  • 記事を書いたライター
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グルメや観光情報、おすすめスポットなどを紹介している『ぐうの日々もろもろ』を運営。熊本日日新聞社が発行しているフリーペーパー「くまにちすぱいす」にもグルメ記事を寄稿中。

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