2021年8月最終週から9月第1週の熊本では、熊本第２の都市、八代市の市長選挙が行われ、現職の中村博生氏が3選を果たしました。

今週もコロナの感染者数がなかなか減りませんでしたが、少し減少の兆しが見えてきたように感じます。

また藤崎八旛宮秋季例大祭は新型コロナの影響で２年連続で祭りのハイライトである神幸行列の中止が決まりました。

八代市長選は中村氏が新人の亀田氏を破り３選

任期満了に伴う熊本県の八代市長選は２９日投開票されました。現職の中村博生氏（６２）が、新人で元市議の亀田英雄氏（６０）を破り３選を果たしました。中村氏は市長に就任する前は、県議を勤めていました。

駐車場の「圣」は、なぜ熊本に多い？

熊本日日新聞が、駐車場の軽自動車専用スペースでよく見かける「圣」の文字について取り上げ、Twitter上を賑わせました（記事はこちら）。友好サイトのくまきゅーの中野編集長のコメントが取り上げられました。中野さんの元記事では熊本に引っ越してきて「なんじゃこりゃ！」という感想を持たれた様子が面白く書かれています。

Twitterの反応を見ると、熊本以外の九州各県でもこの文字を見ることができるようです。

熊本県の全国学力テスト、小６国語のみ全国上回る

熊本県教育委員会が３１日公表した県内の２０２１年度全国学力・学習状況調査の結果によると、平均正答率で全国を上回ったのは小学６年の国語のみで、前回（１９年度調査）と同様の傾向となりました。

　熊本市を含む県内小学６年の平均正答率は、国語６６％（全国平均６４・７％）、算数７０％（７０・２％）。中学３年は国語６４％（６４・６％）、数学５５％（５７・２％）。小６算数と中３国語は全国平均とほぼ同じで、中３数学は全国を下回った。(2021年9月1日付熊本日日新聞)

県教委は２３年度までに、平均正答率が全教科で全国平均を上回ることを目標に掲げているそうですが。

熊本大学でのワクチン接種で異物確認

熊本大学で行っていた新型コロナウイルスワクチンの集団接種でモデルナ製のワクチンから異物が確認されました。熊本大学によると今月１日午前に行っていた接種時にワクチンを注射器に充填した後、瓶の残りの液を確認したところ、微量の赤っぽい異物が確認されました。

熊本大学は、針を刺す前に異物が混入されていないことを確認したうえで使用しているとし、異物は針を刺す際に瓶についているゴム栓が削り取られた可能性が高いとみてます。熊本大学では異物が確認された瓶のワクチン接種は中止しましたが同じロット番号の、他の瓶のワクチンは品質自体に問題はないとし異物の混入がないことを確認したうえで接種したということです。(熊本放送9月2日)

藤崎八旛宮で甲冑の虫干し　神幸行列は今年も中止

熊本に秋の訪れを告げる藤崎八旛宮秋季例大祭は新型コロナの影響で２年連続で祭りのハイライトである神幸行列の中止が決まりました。神幸行列は今年も中止になりましたが、藤崎八旛宮では2日、カビや劣化を防ぐため例年通りに虫干しは行われました。祭囃子と馬追いのない秋の例大祭は、一部の神事が９月１３日から始まります。

2日は雨の天気予報だったため神職たちが屋根のある回廊にゴザを敷き、木箱から５０人分の鎧や兜などを取り出して広げていました。例年ですと県内の神社から神職がお手伝いに来るということですが、今年は新型コロナの影響で藤崎八旛宮の神職のみで行われました。(テレビ熊本9月2日)

高森町の退職した元町職員が公用車無断使用

熊本県高森町は２日、昨年退職した課長級の元男性職員が、在職中に公務外の目的で重機などの公用車を複数回、無断で使用していたと明らかにしました。

　町によると、男性は町直営の堆肥製造施設が管理するショベルカーと４トントラックを、２０１３年４月～１７年７月の土日などに計３７回無断で使用。男性は１３年４月から約２年間、同施設の次長を務めており、次長を退いた後も事務所の鍵を持ち出していた。(2021年9月3日付熊本日日新聞)

男性は町内で牛を飼育していて、堆肥を施設に運ぶため重機を使用したそうです。

富田宇宙が１００ｍバタで銀メダル

東京パラリンピック競泳男子の１００メートルバタフライで熊本市出身の富田宇宙選手が銀メダルを獲得しました。

熊本市動植物園が夜の動物を動画配信