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熊本県の地方新聞社「熊本日日新聞社」が2020年11月10日付の社告で、12月から27年ぶりに朝刊購読料を307円値上げすると発表しました。
27年間も値上げしていなかったのかと意外に感じました。
理由は費用上昇と配達人件費増など
社告によると、値上げの理由は新聞製作と輸送費用の上昇、配達の人件費や経費の増加などによる経営の悪化ということです。
熊日のホームーページによると、2019年の発行部数は約26万部。全盛期には約40万部まで増えたことがあるので、購読者の大幅な減少も背景にありそうです。また、最近の新型コロナウイルス蔓延による景気の冷え込みも無関係ではないでしょう。
月ぎめの新講読料は3400円に
朝刊のみの月ぎめ講読料が3093円(税込み)から3400円(同)に引き上げられます。ただ、朝刊と夕刊のセット講読料は3838円(同)のまま据え置きです。1部売りは10円上がって150円(同)となります。
12月から電子版をスタート
講読料の引き上げにあわせて、購読者には「熊日電子版」のサービス提供を始めます。スマホやパソコンで新聞紙面や地域のニュースが見られるようになるとのことですが、具体的な内容についてはまだ発表されていません。
11月16日の新聞に、値上げを知らせるチラシが折り込まれていました。
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