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本物の秘境駅を実感
以前から一度は訪れてみたいと思っていた、熊本県人吉市の山奥にあるJR肥薩線の大畑駅に行ってきました。2018年9月に開店したレストラン「LOOP」(ループ)が人気で、予約しなければ入れないほどなのです。
もともとスイッチバックとループ線が同時に楽しむことができる珍しい場所であるため、全国の鉄道マニアには良く知られた駅です。熊本と宮崎を結んでいた、今はなき急行えびの号の車内から見たことはあったのですが、今回初めて車で訪ねました。
国道から山道に入ってしばらく走ります。
九州自動車道人吉インターチェンジから約40分で到着。周りに人家はなく、SLを山越えさせるため、給水などのため途中停車するためにできた駅だったことが実感できます。急行列車が走らなくなった今、1日2往復の観光列車「いさぶろう・しんぺい」号が通る他は、普通列車が1本走っているだけという本物の「秘境」ぶりです。
大畑駅前はこんな感じでした。昼食時に行ったので他の観光客の車もちらほら停まっていました。
古びた駅舎が魅力的 中は名刺だらけ
アニメ「夏目友人帳」のモデルになったという駅舎。
名刺を貼ると出世すると言われているらしく、壁一面に名刺が貼ってありました。
お約束の「友人帳」も!
明治、大正時代のドラマに出てくるような改札口です。現在は無人駅なので使われることはありませんが。
きっぷ入れもまた渋い。
「夏目友人帳」を思わせるホームの風景
「夏目友人帳」にも登場しそうな風景です。この先がスイッチバックと、レストランの名前の由来と思われるループ線です。
秘境駅感がたっぷり。
ホーム上には昔ながらの手洗いも残っていました。
ホームから見える、レストラン「ループ」です。明治時代の旧保線詰所を改装したそうです。
駅名の看板も。
駅員室の跡と思われる部屋には、地元の住民グループの方がおられました。観光案内や農産物の販売などをされているそうです。
レストランの外観を眺めてみる
地元の方によると、東京や福岡などからの観光客が増えているそうです。レストランが各種メディアで取り上げられたためでしょう。21席しかないそうで、この日も、予約でいっぱいでした。
近くにある給水塔の跡が目立ちます。
レストランの入り口には、メニューが掲示してありました。次回は予約してから訪れてみたいと思いました。
レストランの建物はこんな感じです。
ランチを食べました
店内は調理場を取り囲むようにカウンターが。
ランチコースは、メインディッシュの肉の種類によって値段が異なります。
最初に出てきたのは、野菜のパフェでした。
続いて、郷土料理つぼん汁をアレンジしたスープ。
サラダです。
メインの肉料理。これは、豚肉と牛肉です。天草大王もあります。
最後にデザートにコーヒーとアイスクリームが出ました。
コロナのため休業中、高級弁当を期間限定販売
レストランは、2020年3月現在、コロナウイルスのため、現在一時休業中です。
代わりに高価な駅弁を売り出しました。値段は、5千円、1万円、2万円(いずれも税抜き)の3種類。
九州産黒毛和牛のヒレ肉を使用し、5千円と1万円の弁当はサンドイッチで、2万円のものはステーキ(600グラム)。
レストラン休業中のみの販売で、前日までの予約が必要です。
メニューなど
ランチ(11時半から15時、要予約) 囲炉裏フレンチBBQミニコース(野菜パフェ、オードブル、メイン、ドリンク)メインが選べてお値段は1800円から6800円。
カフェ(14時から17時) 球磨栗の給水塔パフェ 1200円 &ドリンクセット 1500円
営業日 水曜定休
住所 〒868-0812 熊本県人吉市大野町4301
電話 0966-23-1003
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