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信号機がない横断歩道で歩行者がいる時に停車していますか?
道交法は、信号機のない横断歩道は歩行者優先で、車に一時停止を義務付けていますが、実際に停車する車は10台のうち2台程度という調査結果が出ています。
信号がない横断歩道で止まる熊本の車は17%
JAFの2019年の調査によると、熊本県内のドライバーは、全国平均の17・1%を下回る11・0%で全国33位。9台に1台しか一時停止していないという結果でした。「修羅の国」と言われる福岡県でも3倍の33.6%で、熊本は九州では最下位という残念な結果になっています。
全国1位の長野68・6%、最下位の三重が3.4%
一時停止率のトップは長野で68・6%、次いで静岡の52・8%、兵庫43・2%など。低い方では、三重が3.4%、青森が4.4%となっています。
東京は、大阪は5.8%、大阪は16.5%でした。
調査は、各都道府県2箇所ずつ(全国合計94箇所)の信号機が設置されていない横断歩道。センターラインのある片側1車線道路で、原則として、調査場所の前後5m以内に十字路および丁字路交差点がない箇所で、道路幅員が片側2.75m~3.5m、交通量が3~8台/分(目安)とし、制限速度が時速40~60km程度の箇所だそうです。
条件をそろえたとはいえ、1つの都道府県で2カ所しか調査していないので、誤差もあるのかもしれません。本当に長野県ではそんなに止まってくれるのか、今度旅行する機会があったら試してみようと思いました。
手を挙げたら止まってくれる!?
熊本県内の信号機のない横断歩道で、歩行者が手を挙げた場合、挙げない場合の3倍近い7割強のドライバーが一時停止したことが、熊本県警の調査で分かりました。
県警の調査は12月11~13日の午前11時から午後5時まで、制限速度30~40キロの熊本市の市道4カ所(片側1車線)で、自家用車計632台を対象に実施。県警交通企画課員が歩行者になり、手を挙げた場合と挙げない場合をそれぞれ調べた。632台のうち、一時停止したのは274台(43・4%)。手を挙げた場合、一時停止したのは232台のうち171台(73・7%)。挙げない場合は400台のうち103台(25・8%)だった。(2019年12月28日付熊本日日新聞)
予想される結果ですが、横断歩道で手を挙げていると、さすがに7割が止まってくれるようです。逆の見方をすると、3割は手を挙げても無視して止まらないということになります。
私も以前、横断歩道に小学生がいるのに、止まりそこねて通り過ぎてしまったことがあり、すぐに後悔しました。横断歩道に人がいたら、出来る限り止まってあげましょう。
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地元付近で見ていると、場所によってはほぼ止まるって所があって、多分そこではバスとかちゃんと止まるので見倣って止まるのだと思っているのですが、要は赤信号も皆が渡ればという気質なのかなぁ。大抵の横断歩道では確かに10%くらいのイメージですね。パトカーでさえ止まらない事が多いですね。