熊本県万能地図が6年ぶりに大改訂! 震災復興特別版、道路や施設の復旧状況も充実

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熊本地震後の復旧状況など反映

熊本日日新聞社が発行する「熊本県万能地図が6年ぶりに大改訂され、12月上旬に発刊されます。(写真は販売ページより)。6年も新しい版が出なかったので、もう新しいのは出ないのかなと思っていました。

今回は「震災復興特別版」とし、熊本地震からの道路や施設などの復旧状況をはじめ、避難所・避難場所を太字で分かりやすく表示し、防災情報をさらに充実されました。市町村ウェブサイトにアクセスできるQRコードも掲載しています。

熊本県万能地図の歴史

最初の万能地図は1985(昭和60)年に刊行。その後、88年に「新・万能地図」、92年に「最新版」96年に「最新」、99年に「NewD(ニューディー)」、2000年に「NewDⅡ」と続きました。

そして2002年に無印に戻って、2005年に「05→06」、2006年に「市町村合併対応版」、2011年に「大改訂」が発売されてきました。

本棚に眠っていた万能地図を引っ張りだしてきました。「万能〇〇」という昭和の香りがするネーミングに加え、NewDⅡという微妙なセンスのサブタイトルが光っています。その後、ネーミングの方向性はNewDスリーには行かなかったわけです。

特長は自治体ごとのページ

仕事で、熊本県内の自治体を運転して回る機会がたくさんありました。そんな時、万能地図はとても重宝しました。なんと言っても自治体ごとにページ分けされているのが使いやすかった。役所の電話番号や人口、特産品や祭りなどのイベントも紹介されていて一覧性に優れているのです。

地図の中に、温泉やキャンプ場などの施設、歴史・文化のスポットなど良い意味でなんでもごちゃ混ぜに表示してあるのも好きでした。地図を眺めながら新しい発見があったりします。

今でこそGoogleマップが便利になって、スマホやタブレットで簡単に無料の地図を見ることができますが、ガラケー時代には本当にこの万能地図には助けられました。平成の大合併で熊本県内の自治体の数が減る前のものなので、最後に掲載されている牛深市は94番目になっています。

平成の大合併後に出版された版では、1自治体1ページではなくなっています。自治体が広域化しているので、さすがに収まりきれなくなっています。

今回の地図の詳しい内容は

新しい万能地図の特徴はやはり熊本県内の避難所が載っていることでしょう。詳細は以下の通りです。

内容紹介

熊本市の政令指定都市移行対応
◆平成23年11月末までの熊本県内の道路や施設の最新情報を収録
◆新しい45市町村の最新統計データを収録
◆熊本県内避難場所を掲載し、防災情報のページを設けています
◆新しく政令指定都市となる熊本市の区割図と5区図を掲載

熊本県内45市町村図、熊本県内全域メッシュ地図、新しい熊本市の区割図と5区図、熊本市全域の詳細メッシュ地図、県内14市の中心部詳細図、熊本市繁華街特別拡大図、地名索引・施設索引 防災情報、九州全図(A2サイズ綴じ込み)、熊本県全図(A2サイズ綴じ込み)

※販売ページより

お値段は、2018年1月15日まで、定価3780円のところを刊行記念特価で3240円(税込み)です。

予約受け付け中

予約は熊日出版か近くの販売センターで受け付けています。

電話 096-361-3274

FAX 096-361-3249

今の時代、もうGoogleマップでほとんどのことは事足りるのでしょうけど、もともと地図が好きなのでこの「震災復興特別版」買ってしまうかもしれません。


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