デマに注意! 熊本地震で「ライオンが逃げた」とTwitterで発信した男は逮捕されている

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北海道厚真町で震度7

北海道で震度7の地震が発生しました。熊本県民としては、地震の記憶が薄れないうちに、「またか」という印象です。北海道の方たちが、一日でも早くもとの生活を取り戻せるよう願っています。

軽い冗談のつもりで逮捕も

熊本県警は2016年7月、熊本地震の前震直後に熊本市動植物園からライオンが逃げたというデマを「ツイッター」に投稿したとして、偽計業務妨害の疑いで、神奈川県、会社員の男性(20)=当時=を逮捕しています。災害時にインターネット上にデマを書き込んだとして逮捕されるのは、全国初でした。

佐藤一輝容疑者がツイッターに投稿した路上を歩くライオンの画像(熊本県警提供)

この男の容疑は、ツイッターに「おいふざけんな、地震のせいでうちの近くの動物園からライオン放たれたんだが熊本」という文章と、路上に立っているライオンの画像を投稿し、同園の業務を妨害したものです。

熊本県警によると、投稿は1時間で2万件以上リツイートされて広がり、動植物園には市民から100件以上の問い合わせの電話が相次ぎました。男性は「みんなを驚かせようと悪ふざけでやった」そうですが、被災者の気持ちを考えると許される行為ではありません。

結局、この男性は「逮捕されて実名で報道されるなど、一定の社会的制裁を受けた」として起訴猶予処分になりました。

熊本地検は22日までに、熊本地震の前震直後に熊本市動植物園からライオンが逃げたというデマを短文投稿サイト「ツイッター」に投稿したとして、偽計業務妨害の疑いで逮捕、送検された神奈川県の男(21)を起訴猶予処分とした。21日付。(熊本日日新聞、2017年3月23日付け)

熊本市長がTwitterで呼びかけ

熊本市の大西一史市長が北海道の人々に向け、地震発生直後から災害に備えた冷静なツイートを発信しています。大西市長は3時8分ごろの地震発生から数分後、最初のツイートを発信して以降、身の安全と今後起こる事態に備えてほしいという呼びかけを繰り返しています。

不確かな情報をリツイートすると、結果的に被害を拡大させてしまうこともあるので、行政機関やトップの公式アカウントを参考にしましょう。

また、「徒歩の方が早い」「戸締まりをしっかり」などツイッターなどのSNS上では、熊本地震を経験した県内の人たちによるアドバイスと励ましのツイートが相次ぎました。

熊本県内大学生がサイバーパトロール

学園大など熊本県内4大学の学生でつくる、サイバー防犯ボランティア「KC3」が10日、北海道で発生した最大震度7の地震を受け、インターネット上に被災地のデマ情報などが書き込まれていないか調べる「サイバーパトロール」を実施しました。

同日は熊本市中央区の同大で16人が、ツイッターなどを閲覧して「人工地震だ」「6時間後に断水」「東京でも地震が起きる」など虚偽や真偽不明のデマ情報計45件を発見し、熊本県警に報告しました。

ブルゾンちえみさん、「SNSで気軽に心配してますと言えない」

ブルゾンちえみさんも、「いろんなSNSを見るよりも、自治体が正しい情報を出すのを、少しだけ待った方がいいと思います!」とアドバイスしています。

 


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