スポンサードリンク
新型コロナウイルスは、いまだ収束する気配もなく、緊急事態宣言はついに全国に拡大されてしまいました。
売り上げ減少に苦しむ飲食店を応援しようと、熊本県内でもテイクアウトを紹介するwebサイトが相次いで立ち上がっています。また、飲食店が協力し、広い駐車場を使った臨時のテイクアウトのドライブスルーも始まっています。
熊本のライターによる「クマモトテイカーズ」
熊本市でインターネット広告代理業などの会社を経営している「ほしださん」が運営代表を務めるのが「クマモトテイカーズ」です。
ほしださんは、高校卒業後、関東で20数年間暮らした後、2019年3月に熊本へUターンしました。今回、友人や知人の飲食店を応援しようと、このサイトを立ち上げました。
コロナショックを耐え抜こうとしている飲食店と、自粛続きで思うように外食できないお客さんとをつなぐ「架け橋」を目指しています。掲載料はかかりません。
熊本出身のライターが『熊本を盛り上げたい!コロナから俺たちの大事な飲食店を守りたい!お客様と飲食店を繋ぐ架け橋になりたい!』という想いでクマモトテイカーズを結成しました。たくさんの飲食店のテイクアウト情報を掲載していきますので応援よろしくお願いします。(公式サイトより)。
熊本のテイクアウト情報を掲載したサイトを立ち上げました。
掲載ご希望はDMください。
優先的に掲載させていただきます。
リツイート・フォローなんてしてくれたら涙流しながら記事書きます。https://t.co/4gYAA48KzB#熊本#熊本テイクアウト#熊本持ち帰り#クマモトテイカーズ
— よー🍥ほしぃだ (@ho4da4) April 17, 2020
八代テイクアウトリスト
熊本県八代市本町のプログラミング教室SUNABACO[スナバコ]の受講生が、八代地域でテークアウトを扱う飲食店をまとめた「八代テイクアウトリスト」を制作しました。
各店の写真やメニュー、地図、連絡先を掲載しています。
同教室は本町アーケードの空き店舗に開講し、求職中の若者や会社員ら15人が学ぶ。制作にはこのうち約10人が参加。飲食店の売り上げが激減しているという情報をきっかけに、「学んだ技術を生かして応援しよう」とまとまった。(2020年4月17日付熊本日日新聞)
4月末まで、問い合わせフォームで店の掲載希望を受け付けています。
地方の商工会議所も
玉名商工会議所と荒尾商工会議所も、各自の公式ホームページ内にテイクアウトができる飲食店を紹介するコーナーを立ち上げました。
新型コロナウイルスがこの調子だと、テイクアウトを紹介する動きはどんどん広がっていきそうですね。
エルセルモ熊本とアクアドームで「ドライブスルーキッチン」
熊本市中央区世安町の結婚式場「エルセルモ熊本」駐車場を通りかかったところ、たまたまテイクアウトサービスを見かけました。
売り上げが激減している飲食店が集まって始めた取り組みで、テイクアウトのドライブスルー「ドライブスルーキッチン」です。営業時間は11:30〜20:00(オーダーストップ19:30)。
一見、何かのイベントかと思ったら、臨時のドライブスルーでした。
車に乗ったまま食事を受け取れるサービスです。初日の20日は洋食やカレー、焼き鳥など5店舗が出店していました。
緊急事態宣言の全国への拡大に伴い、市内の飲食店は営業時間短縮や、テークアウトへの切り替えなど営業努力をしているが、売り上げは激減。経営者5人で実行委を立ち上げ、ドライブスルーを企画した。エルセルモ熊本は「頑張る店主たちを応援したい」と駐車場を無償提供した。(2020年4月21日付熊本日日新聞)。
27日からはアクアドームくまもと(南区)にもオープンしました。
https://kumanew.kumaque.com/original-news/10478
水前寺陸上競技場では「ドライブスルースタジアム」
熊本市中央区の水前寺陸上競技場駐車場で、車内で食事を受け取れる「ドライブスルースタジアム」が5月3日、市内の飲食店など約20店舗を集めて始まりました。5月末までです。
https://kumanew.kumaque.com/original-news/11388
阿蘇おうちごはん応援MAP
阿蘇地域の持ち帰りができる飲食店を検索できる「阿蘇おうちごはん応援MAP」を、熊本県小国町の自営業・高田直木さんら有志が公開しています。
高田さんは神戸市出身。2016年に同町の地域おこし協力隊として移住し、3年間、活動した。現在は木を使った小物の製造を手がけている。東京のIT企業で働いていた経験を生かし、飲食店を支援しようと同町在住のウェブデザイナーと一緒に、ホームページを立ち上げた。(2020年4月27日付熊本日日新聞)
「#熊本エール飯」と「#益城エール飯」
熊本市と益城町で、テイクアウト商品をSNSで紹介して応援しようと、エール飯の企画がスタートしました。
熊本市では、野菜ソムリエ上級プロの持田成子さんが呼びかけています。
新型コロナウイルス感染症の影響で苦境にある飲食店と生産者を応援しようと、野菜ソムリエ上級プロの持田成子さん(58)=熊本市中央区=が、テークアウト商品を「#熊本エール飯」として会員制交流サイト(SNS)で広めようと呼び掛けている。(2020年4月29日付熊本日日新聞)
テークアウト商品に共通のハッシュタグ(検索目印)をつけてSNSで紹介して、持ち帰りできる飲食店を簡単に検索できるようにしています。
また、益城町では、町と商工会が「未来創成ましき」が、購入した商品にハッシュタグを付けて投稿して欲しいと呼びかけています。
テイクアウトとテークアウト(余談)
さて、テイクアウトとテークアウトの表現、どちらが正しいということはないのですが、テイクアウトの方がしっくりきませんか?ただ、ニュースなどではテークアウトと紹介されることが多いようです。
共同通信社が発行している「記者ハンドブック」という本があります。新聞記事を書くときに、新聞記者が参考にしている手引書みたいなもので、使っているライターの方もいるかと思います。この本の中で、「テイクアウト」は「テークアウト」と表現するよう推奨されています。
そのため、新聞記事や見出しでは「テークアウト」という表現になります。似たような言葉で、「メイン」を「メーン」と表現したり、新聞記事ならではのものが幾つかあります。
飲食店の女性たちが移動野菜販売
コロナの影響で仕事が激減した飲食店の女性従業員たち9人が、5月7日から野菜の移動販売を始めました。
女性たちは、熊本市のとある飲食店で働く同僚たちで、コロナの感染拡大の影響で、勤務先の店が休業したことをきっかけに、野菜を移動販売する『新鮮菜果・菜々果』を立ち上げました。
https://kumanew.kumaque.com/original-news/12717
スポンサードリンク
コメント