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【2月第3週】輸入アサリ偽装「多くは熊本経由せず」 熊本県民の40人に1人はコロナ感染

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 2022年2月第3週の熊本では、先週に引き続きアサリ偽装の問題で持ちきりでした。一度失った信頼の回復には時間がかかりそうです。慈恵病院の「内密出産」で産まれた赤ちゃんの戸籍について、熊本市長の職権で赤ちゃんの戸籍を作る方針で熊本市と病院が一致しました。

TSMC 熊本工場への投資額 約1兆円に引き上げ

 台湾の半導体大手、TSMCが、熊本県に新たに建設する工場への投資額を、当初計画より約1800億円多い1兆円近くに引き上げると明らかにしました。また、自動車部品メーカーのデンソーも事業に参加するそうです。

工場

 不景気な話が多い中、新しい投資の話とあって、地元経済界も盛り上がっているようです。

 先端技術に通じた人材の雇用も、1500人規模から1700人規模へと拡大され、当初の計画より高性能の半導体も生産するということです。また、トヨタグループの自動車部品メーカー、デンソーが工場の事業を担う会社に10%を超える出資を行うことも発表されました。(2022年2月16日 NHK)

輸入アサリ偽装「多くは熊本経由せず」

 輸入アサリを熊本県産と偽る大規模な産地偽装が問題となる中、複数の水産関係者が17日までの熊本日日新聞の取材に対し、過去の偽装に関わったと認めた上で、輸入時の状態で流通させる「原袋[げんたん]売り」の過程を経たアサリの多くが、熊本県と無関係に偽装された実態などを明らかにした。(2022年2月18日付 熊本日日新聞)

アサリ

 テレビの報道番組のニュースをきっかけに、いまだに取り沙汰されている熊本県産アサリの偽装の続報記事です。一番の問題は国産のアサリがどんどん取れなくなっている現状です。そこを解決しないと始まらないように思います。

 一時のお金儲けに走って安易に偽装してしていた業者が一番悪いのですが、薄々偽装を疑っていながら見てみぬふりを指摘た行政をはじめとした関係者にも責任の一端はありそうです。それが熊本産全体への批判につながっているのは残念です。

内密出産、熊本市長の職権で戸籍を作る方針で病院と一致

 熊本市の慈恵病院が独自に導入している「内密出産」について、熊本市と病院が産まれた赤ちゃんの戸籍などの課題について、熊本市長の職権で赤ちゃんの戸籍を作る方針で病院と一致しました。

赤ちゃん

 病院は、赤ちゃんの出生届について親の名前を書かず空欄のまま市に提出することを検討しましたが、法務局が2月10日、親の名前を伏せて出生届を出すことが犯罪に当たるかどうかは捜査機関が個別に判断するもので回答はいたしかねるとしたうえで、出生届の提出がなくても、戸籍の記載が出来るよう出生日と出生地の情報を市区町村長に提供するよう求めていました。(2022年2月18日 NHK)

熊本県民の40人に1人がコロナ 累計4万3658人

 新型コロナウイルスの感染者が県内で初めて確認されてから、21日で丸2年となります。熊本日日新聞が集計した感染者の累計は4万3658人に上り、県民の40人に1人が感染した計算になるそうです。

コロナ

 昨年末までに1日当たりの感染者が300人を超えた日は、わずか1日。第6波では1月14日以降、37日間続いている。このうち千人を超えたのは計7日。1月27日の1275人が最も多かった。(2022年2月20日付 熊本日日新聞)

 コロナが流行し始めた頃は、1人の感染者が出ただけでも大騒ぎでしたが、次第に1日あたりの感染者数も増えていき、今では1000人くらいの感染者が出てもあまり驚かなくなってしまいました。

 40人に1人というと、感染に気づいていない人もいるでしょうから、学校で1クラスに1人くらいの割合でかかっているイメージでしょうか。


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