ポータルサイトへの掲載を1社増やした結果、長洲町と荒尾市のふるさと納税が大幅増 

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熊本県長洲町と荒尾市のふるさと納税による2018年度の寄付額が、前年度から急伸したそうです。

ふるさと納税

熊本県長洲町と荒尾市は17日、ふるさと納税による2018年度の寄付額が、前年度から急伸したことを明らかにした。長洲町は7倍増の2億4352万円、荒尾市は6倍増の1億2068万円。共に返礼品を増加したことや、ポータルサイトへの掲載を強化したことが要因と分析している。(中略)長洲町は返礼品の種類を17年度の50から180にし、掲載するサイトも2社から3社に増やした。すると申し込み件数は9倍増の2万725件で、金額は前年度の3千万円台から2億円台に到達。県内45市町村の寄付金額(県市町村課まとめ)で、前年度の24位から5位(昨年12月時点)に躍進した。(2019年5月17日付熊本日日新聞)

ふるさと納税の収入が増えることは、地元の自治体にとっては、大変ありがたいことです。この記事によると、ポータルサイトを1つ増やしただけで、大幅に税収があがったそうです。ポータルサイトとは、「ふるさとチョイス」などのことだと思うのですが、ふるさと納税が始まってから数年経過しているので、全部の自治体がとっくに全サイトに掲載しているものとばかり思っていました。まだそんなことで伸びしろがあるのだと驚きました。

泉佐野市みたいに、やりすぎると叩かれてしまうけど、せっかっくの制度なので(それ自体に賛否両論ありますが)住んでいる自治体にはできるだけ活用してほしいものです。と言いながら、ふるさと納税をすることで、他の自治体に税金を回しているわけなんですが。

自治体には、各サイトからの営業もあるだろうし、掲載先を増やすこと自体はそんなに難しいことではないでしょう。住んでいる自治体の担当者のwebスキルややる気によって税収に大きな差がついてしまう時代になっているのですね。もちろん魅力的な特産品があるかどうかにもよるのでしょうけど。


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