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JR九州が、2020年度中の復旧をめざす豊肥線の不通区間(肥後大津-阿蘇、27・3キロ)が復旧後の収支改善策を盛り込んだ「長期運行計画」の概要を発表しました。
計画概要によると、訪日外国人に向けた阿蘇の魅力発信、人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」のキャラクター像を生かした誘客などに取り組む。県が計画している熊本空港アクセス鉄道の開業による収入増も見込んでいる。(2020年3月25日付熊本日日新聞)
先日の熊本県知事選でも争点になった、豊肥線の空港延伸計画ですが、JRとしては収入増になると見込んでいるのですね。
一方、JR九州の青柳俊彦社長は、新型コロナウイルス感染拡大による利用者減の影響で、3月の運輸取り扱い収入(1~23日)が前年同期比で半減し、減収額が70億円に上ることを発表しました。
1~22日の九州新幹線の利用者は前年同期比で博多-熊本が48%減、熊本-鹿児島中央が47%減。鉄道以外でもホテルの稼働率が落ち込むなどの影響が出ているそうです。
熊本日日新聞社によると、青柳社長は熊本駅ビル開発について、コロナウイルスの影響で来春の開業が厳しいかもしれないと話しました。
さらに、こうした状況を踏まえ「新年度の経営計画を再検討しなければならない」とし、来年春開業予定の熊本駅ビル開発についても言及した。同ビルの建設は予定通り進んでいるものの、外出自粛の影響を受けている飲食や物販といった入居テナントの契約にも影響が出る可能性があり、「契約に至らないケースが発生するようだと、来春開業は厳しいかもしれない」と不安をにじませた。(2020年3月26日付熊本日日新聞)
正直、ここまでコロナウイルスの影響が長引くとは思いませんでした。株価も暴落していますが、これから先、旅行や外食など厳しい経営が続きそうです。
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