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【2月第1週】熊本県産アサリのほとんどが外国産か 慈恵病院、国内初の内密出産

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 2022年2月第1週の熊本では、熊本県産アサリとして表示されていながら、実はほとんど中国産だったという衝撃的なニュースで持ちきりとなりました。しかも、熊本県内を通過せずにそのまま偽装されているものが8割もあることも発覚してしまいました。熊本市の「慈恵病院」で国内初の「内密出産」の事案がありました。

農水省「熊本県産アサリ ほとんどが外国産か」

 農林水産省は、熊本県産として販売されたアサリのDNA分析を行ったところ、およそ97%で「外国産が混入している可能性が高い」と判定されたと発表しました。

実際の漁獲量を大幅に上回る熊本県産のアサリが市場に流通している疑いがあるとして、熊本県は、県漁連に対し、県産のアサリの出荷の停止を要請し、流通ルートなどを調査することになりました。

アサリ

農林水産省は、漁獲量を大幅に上回る熊本県産のアサリが販売されている疑いがあるとして、去年10月から12月末まで、全国の小売店1000店舗余りで実態調査を行いました。その結果、この3か月の推計販売量は2485トンで、おととし1年間の熊本県での漁獲量21トンを大幅に上回ることが分かりました。(2022年2月1日 NHK)

 その後、蒲島知事は熊本産と表示されていたアサリのうち8割がそもそも熊本県内を通過していなかった調査結果を発表。問題の深刻さがさらに浮き彫りになりました。

国内初の内密出産か 慈恵病院が親の名前書かず出生届提出

 病院以外に身元を明かさない「内密出産」を独自に導入している熊本市の「慈恵病院」は、去年12月、内密出産を希望する女性が出産した赤ちゃんについて、女性の希望を尊重し親の名前を書かずに出生届を提出する方針を明らかにしました。病院は国内で初めての「内密出産」になるそうです。

赤ちゃん

 病院では去年12月、内密出産を希望する西日本在住の10代の女性が赤ちゃんを出産し、女性は子どもが成長して親の情報を知りたいと希望した時のために、病院の新生児相談室長だけに名前や住所などの個人情報を明かしていました。病院は、女性が退院した後も連絡を取って子どもを育てる意思があるか確認を続けてきましたが、女性は「赤ちゃんに会いたい気持ちは変わっていないが、自分よりも特別養子縁組をした親のもとで育ったほうが子どもは幸せになると思う」などと話しているということです。(2022年2月4日 NHK)

熊本地震で被災 八代市新庁舎落成

 熊本地震で被災して建て替えが進められていた八代市の新庁舎が完成しました。5日、新しい庁舎で落成式が行われました。

庁舎

 新しい庁舎は証明書発行の窓口や市民が利用する多目的ホールなどが低層階に集約されています。また免震構造となっていて災害の時に活動拠点としての役割が果たせるようになっているということです。この庁舎での業務は今月14日から始まります。(2022年2月5日 RKK)


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