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保育園児の演奏から、仮面ライダーショーまで多彩な出し物
熊本駅白川口前の広場で7日、「熊本駅秋のみずほ祭り」が開催されました。実は初めからこの催しを目当てに会場に行ったのではありません。鉄道愛好家の友人Tさんたちが熊本駅で鉄道部品の販売会を実施すると聞きつけて訪れたところ、たまたま駅前でにぎやかな催しに遭遇しました。
こんな催しがあっていたことは初めて知りました。10月14日の「鉄道の日」にちなんでいるそうです。みずほ祭りという名前からして、2011年の九州新幹線全線開通以降に始まったと推測します。
スケジュールを見ると、保育園児の可愛い演奏会や地元ダンススクールで腕を磨く若者(女性ばっかりでした)たちの切れのある踊り、仮面ライダーショーなど、地方のお祭りによくあるメニューでした。
九州駅弁グランプリに輝いた名弁当を販売
以前から九州駅弁グランプリという催しがあることは知っていました。地元熊本の八代駅の「鮎屋三代」が第1回から3回の栄冠に輝いていたことも。ただ、新幹線が開通して鉄道旅行も時短が進む中、なかなかのんびりと駅弁を食べる機会もありません。
駅弁は旅愁を誘います。行ったことがない土地の駅弁を食べながら、ご当地のことに思いを寄せるのもまた粋ではないでしょうか。駅弁の販売展があるたびに、行きたいなあと思いながら行けずにいたので、今回はラッキーでした。
今回の催しで販売されたのは「鮎屋三代」のほか、「百年の旅物語 かれい川」(4~6回、はやとの風号車内)、「有田焼カレー」(7回、有田駅)、「佐賀牛すき焼き弁当」(8~9回、武雄温泉駅)、「山海三昧」(11回、大分駅・別府駅)、「幸せ上々、みやこのじょう弁当」(12回、西都城駅前)です。
11時の販売開始と同時に駅弁販売ブースに早速行列が出来ていました。個数限定なので、しっかりと行列に並びます。どの弁当も捨てがたいのですが、「佐賀牛」という言葉に惹かれて、「佐賀牛すき焼き弁当」に決定!
ちょうどお昼時。ご飯の上に乗った、やわらかい佐賀牛の味を堪能しました。いつかは販売している武雄温泉駅まで行って、ついでにのんびり温泉にもつかりたいものです。
地元ローカルメディアの「くまきゅー」さんも、このイベントを紹介しています。写真は、おいしそうな「幸せ上々、みやこのじょう弁当」です。
九州NO.1の絶品駅弁を熊本駅の『秋のみずほ祭り』で食べてきた!(くまきゅー)
自治体が出店するお店も
もう一つの注目は、熊本県内各地の自治体が出店していたお店です。荒尾市の旬のナシ、天草広域本部による特産品、宇城市のぽんかんジュースなど、阿蘇市の蛍丸サイダー、大牟田市の「黒田屋」の自家焙煎コーヒー、繊月酒造の球磨焼酎の販売などです。
JR九州社員によるミニトレイン
JR九州の社員さんが制作したという、ミニトレインも運行していました。小さな子供たちが喜んで乗っていました。
また、すぐ近くのテントでは「電車でGO」を思わせる運転シミュレーションも。博多駅と小倉駅の間の鹿児島本線の運転映像を映し出しながら運転を体験できるシステムのようです。運転士さんに話を聞くと、「自分たちも最初はこれで練習するんです」とのこと。時間があったらやってみたかったです。
鉄道部品の販売会も
熊本駅のえきマチ1丁目熊本東館の2階で、熊本地震で寸断された豊肥線と南阿蘇鉄道の復旧を願う写真展「暮らしの中に走った汽車ぽっぽ」が開かれています。もともとこの催しを見るために熊本駅に来たのでした。
室内には、国鉄時代の豊肥線や高森線を走る懐かしい蒸気機関車の白黒写真がずらりと並びます。残念ながら撮影禁止のためここで紹介できませんが、会を主催した熊本県内の鉄道愛好家でつくる有明会の会員が写した、昭和30年から40年代のノスタルジックな写真に引き込まれます。
7日は、行先案内板や車両の部品などの販売会も開かれていました。昔は手書きの行先案内板だったんですね。列車の横に駅員さんがその都度付け替えていました。1枚1万5千円とかの値段。ちょと惹かれるところもあったのですが、買っても部屋に置く場所がないのでパスしました。昔懐かしの時刻表や、まだ自動販売機が普及する前の硬券と呼ばれる硬い切符も販売していました。
またNゲージという鉄道模型による運転体験もあり、子どもたちが模型の線路の上を走らせて楽しんでいました。この模型の線路は小学生の頃から模型を集めている筋金入りの模型ファン友人Tさんの持ち物です。
○○の秋
今回は、運よく予想外のイベントに出会えました。運動の秋、文化の秋、読書の秋、食欲の秋…昔から秋はいろんなことに取り組めるシーズンです。ぶらりとお出かけすると何か楽しいイベントに遭遇するかもしれません。
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