全線復旧めざす南阿蘇鉄道 「上下分離」方式を導入

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熊本地震で被災した南阿蘇鉄道の復旧に「上下分離」方式が導入されることになりました。「上下分離」方式とは、鉄道を運行する「上」と駅舎や線路といった施設や用地の持ち主「下」を切り離すやり方です。

そうすることで、鉄道会社の負担を軽くして経営基盤を強くする狙いがあります。国が、南阿蘇鉄道の全線復旧費の95・5%の特別支援を検討する中で、「上下分離」を条件にしていました。

熊本県や高森町、南阿蘇村が中心となって「下」となる新しい法人を設立する案が検討されています。

第一白川橋梁

熊本地震で損傷し、不通となっている第一白川橋梁。犀角山(手前左)の土砂崩れで橋に大きな負荷がかかっている(小型無人機で撮影)=2017年4月、南阿蘇村

 

全線復旧めざす南阿蘇鉄道 「上下分離」方式を導入(熊本日日新聞)

熊本地震で被災した第三セクター・南阿蘇鉄道(高森町)の全線復旧・復興に向けた支援策を協議している再生協議会(再生協)が、線路や駅舎といった鉄道施設や用地の保有を別法人に移す「上下分離」方式を導入する方針を固めたことが30日、関係者への取材で分かった。31日の第4回再生協で決める。


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